「ムチャブリ!」社長業と恋の両立!大きく物語が動き出す!

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2.5次元舞台・ミュージカル、そしてCM・映画・ドラマと躍進が続き、俳優業10周年の節目を迎える松岡広大。クスッと笑えて、時にハッとする名言に元気をもらえると好評の「ムチャブリ!」第3話は?

松岡広大演じる見習いシェフ萩尾が、雛子たちの店・プチボナールの危機を救う⁉大活躍の第3話。今年で人気実力ともネクストブレイク俳優として注目を集める松岡広大に、3話の見どころを聞いた。

【社長業と恋の両立!大きく物語が動き出す、第3話】

雛子(高畑充希)が経営を任された老舗のフレンチレストランも『プチボナール』(小さな幸せ)と店名を変え、無事にオープン。しかし開店早々、大牙(志尊淳)のミスやライバル店の攻勢でピンチに陥るのだが…雛子は、ナマイキ部下の大牙とはじめて協力し試練を乗り越える。一方、カリスマ社長の浅海(松田翔太)からは「ビビッと来たんだよ、君にね」と優しく頭を撫でられて大混乱!さらにそんな浅海を“あなた”と呼び大人な雰囲気を漂わせる、経営コンサルタント・桧山凛々子(優香)の登場で、恋のストーリーもにわかにエンジンが掛かりはじめた第2話。

第3話は、「仕事とプライベートの両立」という、男女問わず働く人たちにとって永遠の課題とも言える難問に、雛子がぶち当たる。

レストランでは、店のブランディングのために見習いシェフの萩尾(松岡広大)を中心に新しいスイーツを開発し、コンクールでの受賞を目指すことに。一方、プライベートでは高校時代の憧れの男性・加賀美(浅香航大)と同窓会で再会する。

社長業と恋の両立に挑んだ雛子の運命や、いかに?

“仕事パート“で物語を動かす、見習いシェフ萩尾慧役の松岡広大に、3話のみどころと撮影の舞台裏をうかがった。

──シェフ見習いの萩尾。どんなところに注目して演じられていますか?

「フランス料理の専門用語が全然覚えられなくて(笑)。アントルメとかプティガトーとか堅苦しくならずに今こうしてしゃべっているような感覚に持ち込むのがなかなか難しいので図書館に行って調べたり、ちょっと難しかったです。さらに今回はスイーツを作るシーンがあって、裏でプロの方に教えてもらってホイップとか練習させて頂いてたんですけど…難しいですね。3話では萩尾の実家が和菓子屋、というキャラクターの背景も語られます。(台本に書かれていない部分を想像すると)きっと和と洋で葛藤もあったでしょうし、実家を継ぐの継がないのなんて話もきっとあったと思います。その中でホイップクリームを絞るというのは軽やかなアクションの中にも重みがあるし、お店のためにスイーツコンクール優勝を目指して心血を注いで臨まなければと、気合いがみなぎっている状態。ドキドキしながら演じています」

──今年で俳優業10周年の節目を迎え、舞台演劇での経験も豊富な松岡さんですが、ムチャブリ!の現場はいかがでしょうか?

「(ドラマの現場は)稽古や読み合わせの時間も短いですし、テスト〜本番ですごいスピード感。カメラ3台同時に撮影する現場が僕はほとんど初めてで、どこからどう狙われているかわからないので正直、気が抜けない。舞台演劇とは瞬発力が違うというか、何か使う筋肉というか直感的なものが違うなと思います。本番ではOKなんですけど、(自分が演じた映像を見て)ふっと役が抜けて客観的にみると『もうちょっとできたかな』『肉付けできたかな』と、勉強の日々です」

──高畑さんとの共演はいかがでしたか?

「高畑さんは、いらっしゃるだけで空気が変わるというか、明るくなります。芝居も軽やかで軽妙というかモノローグやセリフの言い方とかクスッと笑ってしまって、ちゃんと雛子が生きてるというのを目の当たりにできるので勉強になります。そして、高畑さんも志尊さんも本番ギリギリまでリラックスしている感じがするんですよね。カメラが回って、パンと切り替わる集中力みたいなものは本当に驚きます。カットかかったらまた戻って普通にプライベートの話をして…どうなってるんだろう?って(笑)。お二人に比べて映像の経験が少ない僕からすると不思議です」

──印象的なシーンはありましたか?

「(松岡演じる)萩尾が雛子と大牙の3人で、スイーツコンクールを目指して試作品を作っていろいろとアイデアを出すとシーンですね。萩尾が自分のアイデアが認められて嬉しくて温かみのあるシーンなのですが、放送で流れるかは分からないですけど、シーンの最後の方は3人のアドリブで、セリフをちょっと追加したり、楽しくて仕事が深夜まで及んでしまったという自然な雰囲気が出ていると思いますし、役を通して温かみが実感できたので特に楽しかったです」

──3話のテーマは恋と仕事の両立。恋愛パートについては、雛子の高校時代の同級生役で浅香航大さんがゲスト出演されて物語を大きく動かしてくれています。一方、仕事パートは松岡さん演じる萩尾が中心となって展開します。3話はどんなところが見どころになりそうですか?

「浅香さんと僕、2人の“こうだい”が頑張る第3話となっています(笑)。仕事も恋もどちらも一生懸命やりたいけれど、難しいと感じていらっしゃる方には是非観ていただきたいです。3話の中で、雛子から『万全の状態でバッターボックスに立てる人なんていないんじゃないかな』と萩尾の背中を押すセリフがあって、押しつけがましくなくて僕は大好きなんです。力量は現時点ではないかもしれないけど、一回やってみたら何か変わるかもしれない。自分一人で頑張るだけじゃなくて、誰かを頼って、声を掛けてもらって、一歩進む。変わりたいと思った時がその時なんだよって示唆してあげる雛子のような人は実生活でもいるんじゃないかな?と、視聴者の皆さんにとっても(第3話は)共感できるポイントが多いんじゃないかと思います。僕が演じる萩尾も3話での経験を通して、顔つきが変わっていく──能動的なキャラクターに変化していくとこは見どころだと思います。ぜひ第3話、ご覧ください。」

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【第3話ストーリー】

第2話は──

ベンチャー企業、リレーション・ゲートの社長・浅海(松田翔太)から子会社の社長を“ムチャブリ”され、老舗フレンチレストランのリニューアルに挑むことになった雛子(高畑充希)。

周囲は盛り上がるが、レストランのオープンに向けて決断しなければならないことが多すぎて、雛子はキャパオーバー寸前。仕方なく部下の大牙(志尊淳)にオープンの準備を任せることにしたものの新装開店の当日、客はいない…。

大手外食企業「野上フーズホールディングス」の御曹司・野上(笠松将)が手掛け、近隣に出店してきたイタリアン「リストランテベーネ」が、安さを目玉に先手を打っていたのだ。その上、店のチラシに不備があったことが判明。責任を感じた大牙を励ますつもりで飲みに誘ったものの、雛子はその場で大喧嘩をしてしまう。

落ち込むが雛子と大牙は、「プチボナール」に客を呼び込むため、起死回生の一手を打つことができるのか…!?

第3話は──

仕事か恋か…どちらかを選ぶのではなく、仕事と恋を両立するのが当たり前だと言われてしまう時代に、仕事にかまけて恋を6年休憩中の雛子(高畑充希)。そんな彼女の前に、高校時代の同級生・加賀美(浅香航大)が現れた! 高校時代に雛子に思いを寄せていたという加賀美は、グイグイ雛子にアプローチ。雛子は久しぶりの恋のはじまりに、ウキウキした気分を隠せない。

時を同じくして、浅海(松田翔太)はレストランのチェーン展開に向けて準備を進めるよう雛子に指示。大牙(志尊淳)の提案もあり、パティシエ志望の萩尾(松岡広大)がスイーツコンクールに出品することに。萩尾のフォローや、その他諸々の社長業務に加え、加賀美とのデートをスケジュールに組み込んだ雛子は、崩壊寸前! さらに浅海と親しいコンサルタントの凛々子(優香)の存在も、なんだか気になって…!? 社長業と恋の両立に挑んだ雛子の運命や、いかに?

◆番組概要

【タイトル】 ムチャブリ! わたしが社長になるなんて 2022年1月12日(水)スタート 毎週よる10時〜11時

公式HP: https://www.ntv.co.jp/muchaburi/

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