<レスリング>U20&U15アジア選手権(7月2~10日)はバーレーンが候補へ

 

首都マナマの夜景

 世界レスリング連盟(UWW)は、未定だった今年のU20(旧ジュニア)とU15のアジア選手権の開催地に、バーレーンの首都マナマが候補となったことを報じた。7月2日(土)~10日(日)に予定されている。

 バーレーンはペルシャ湾に浮かぶ 33の島からなる島国。人口は約170万人で、半数近くはインドなど外国からの出稼ぎ労働者。そのため、バーレーン自体はイスラム教の国だが、宗教上な規制は緩やかで、外国人の飲酒は禁止しておらず、街中の女性は素顔を出している。砂漠気候で、同時期の平均最高気温は39度。

 スポーツでは、サッカーとクリケットが盛ん。レスリングは、国内で実施されていた可能性はあるが、2014年までに国際舞台で闘った記録は見当たらない。

ペルシャ湾の西側にある島国

 2015年から、ロシアなどから国籍を変更してオリンピックを目指す選手が出て、2016年リオデジャネイロ・オリンピックには、ロシアから帰化したアダム・バティロフが男子フリースタイル65kg級に出場。昨年の世界選手権にもバティロフら国籍を変更した選手が出場している。

 女子スポーツは、東京オリンピックに陸上や水泳で出場しているが、レスリングは実施していないもよう。

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