
【パリ共同】フランスのシャンパン生産者らでつくるシャンパーニュ委員会は19日、2021年の出荷量が前年比32%増の約3億2200万本に急回復したと発表した。新型コロナウイルス流行前の19年の水準と比べても8.2%増。売上高は暫定値で過去最高の55億ユーロ(約7100億円)超となった。
20年の出荷量はコロナの影響で前年比18%減だった。21年も感染対策の規制により観光やイベントはそれほど回復していなかったことから、委員会は、困難な状況下でも生活を楽しもうと自宅などで消費する機会が増えたとの見方を示した。