昨年12月31日に沖縄県那覇市安謝のアパートの自室に火を付けたとして、高校1年の男子生徒(16)が現住建造物等放火の疑いで逮捕された事件で、那覇地検が男子生徒の鑑定留置を請求し、認められたことが19日、地検への取材で分かった。期間は18日~4月18日の予定。
捜査関係者によると、男子生徒は動機について意味不明な供述をしており、刑事責任能力の有無などを詳しく調べる。
火災は昨年12月31日早朝に発生し、同居していた男子生徒の姉=当時(21)=が死亡した。
県警によると、出火当時、部屋には男子生徒と姉、兄のきょうだい3人がいた。男子生徒はアパートの一室でガスコンロを使って火を付けて放火したとして、現住建造物等放火の疑いで逮捕されていた。