冬にほころぶ「ロウバイ」 きょう大寒

朝から冷え込む中、ほころび始めたロウバイ=長崎市、松森天満宮

 きょう20日は「大寒(だいかん)」。二十四節気の一つで、最も冷え込みが厳しい頃と言われる。学問の神様、菅原道真公を祭る松森天満宮(長崎市上西山町)では、ロウバイがひっそりと黄色の花を咲かせている。
 同天満宮によると、毎年1月上旬に咲き始め、中旬には見ごろを迎える。今年は花芽が小さくて少なく、満開はまだ先になりそうだという。
 初詣に親子で訪れた同市新戸町1丁目の畑原のり子さん(53)、つばささん(20)は「新型コロナが心配なので、人出の多い日を避けて来た。花びらが小さくてかわいい」と笑顔で話した。

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