長崎-五島福江の機体大型化 ORC、2022年度事業計画

 オリエンタルエアブリッジ(ORC、長崎県大村市)は18日に公表した2022年度の航空輸送事業計画で、長崎-五島福江線の機体を大型化し、就航率向上やアフターコロナの交流人口拡大を図る方針を示した。
 全日空からのリース機であるボンバルディア社のQ400型機(乗客定員74人)を導入。これに伴い、長崎-五島福江のサマーダイヤ(3月27日~10月29日)は現行の1日3往復から2往復に変更する。同機は長崎-対馬などにも就航している。
 ORCは、Q400型機3機とQ200型機(乗客定員39人)3機の計6機を運航しているが、うちQ200型機1機が22年度初頭に退役予定。23年度以降、ATR社の「ATR42-600」(乗客定員48人)2機を順次導入する。
 同社は「新型コロナによる需要変動を見極め、生活路線としての役割を認識し柔軟に対応したい」としている。


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