夏休みを振り返る Sapporo Campus Radio・2021年9月28日放送

 三角山放送局で5月からスタートしたSapporo Campus Radio。毎週火曜日の夕方、札幌の大学に通う大学生が週替わりでパーソナリティを務めます。北海道大学新聞編集部は毎月第4火曜日を担当する予定です。

オープニング

 今回の放送を担当するのは編集部のY.S、AT、NN、それに初登場のYMの4人です。緊急事態宣言下ということで始めてオンラインでの収録に臨みました。

Y.S:今回は初登場のメンバーがいます。自己紹介と今日の意気込みをお願いします。

YM:はい、1年のYMです。緊張していますが楽しく話せたらいいなと思っています。よろしくお願いします。

一同:よろしくお願いします。

NN:近頃秋が深まってきましたね。道外では今頃が金木犀の時期で、すごくいい香りがしますよね。北海道の人からしたら金木犀はあまりなじみがないようですけれど、ATさんはどうですか。

AT:そうですね、北海道では見ないですね。結構漫画とかドラマとかで出てくるのは知っているんですけどどんなのだろうといつも思っています。

NN:そうなんですよね、香りを嗅ぐとああ秋だなと思いますね。

Y.S:秋は銀杏と金木犀の香りがすごい印象強いですね。

それではここで今日の番組コーナーの紹介です。最初のコーナーでは長かった大学の夏休みもそろそろ終わってしまうということで、私達の夏休みの思い出について2つコーナーを使ってたっぷり話したいと思っています。また最後のコーナーではこれから始まる大学の後期の授業に向けての私達の意気込みを紹介したいと思っています。初めてのオンラインでの収録なので慣れない部分もあるかもしれませんが一時間お付き合いください。

それではここで一曲お送りしましょう。

NNさん曲紹介をお願いします。

NN:これは9月限定でしか流せない曲なんです。いわずもがなみんな知っているというか。若い人はあまり知らないかもしれないですけど僕はすごく好きなので9月になると毎日のように聞いています。竹内まりやさんで「september」です。


メンバーの夏休み紹介①

Y.S:この時間は私達の今年の夏休みの思い出についてお話したいと思います。ATさん、どんな夏休みでしたか。

AT:そうですね。結構現実的な話になってしまうんですけど三年生の夏って文系だと特に、就職活動が本格化していく時期かなと思うんですね。自分もこの夏はその時期ということで、初めてのインターンシップというものに行きました。大体どこのインターンシップでもグループで話すというのがあったんですけど、初めて会う人じゃないですか。しかも今年はオンラインということで全国から知らない人と会って話し合う機会があって、アイスブレイクに苦労しました。皆さんもどうですか。学校の授業とかゼミとかでも初めて会った人とグループワークしないといけないとか経験ありますか。

Y.S:そうですね、私達2年生は去年も今年もオンライン授業ってことでずっとzoomで授業を受けているんですけれどブレイクアウトルームは大体誰が最初にしゃべりだすかって様子をうかがっていますよね。

AT:なんかどうですか。自分も結構しゃべりだすのが苦手で誰か一人がしゃべりだしてくれたことによってみんながしゃべりはじめるんですけど。こういう時の乗り切り方とか持っている方いますか。

NN:最初に頑張って話し始めればみんな乗ってくるので。最初なんですよね。ペンギンの群れがいて誰が最初に海に飛び込むかみたいな、それに近いような感じなんですね。頑張って話すみたいな。

Y.S:でも意外です。インターンって結構みんな前のめりで参加するものだと勝手に思っていたので。

AT:多分インターンによるんじゃないかと思います。結構自分が参加したのは手軽に申し込みできる類のものだったので、がちがちに専攻があるようなインターンだとみんなやる気がすごいと思うのでまたちょっと違うんじゃないかなと思います。

NN:YMさん的にもどうですかね。授業もまだオンラインばっかりだと思うんですけど、グループディスカッションとかありますか。

YM:そうですね特に外国語系ではあるんですけど私も特に人見知りのところがあるのでどうしようかなって悩んで半分くらいブレイクアウトルームの時間を使っちゃって…

NN:おどおどしている時間の方が話している時間より長いとか、あるよね。

AT:なんか残り時間が微妙だと無言になっちゃうとか。

NN:気まずい時間笑

AT:みんな気まずくない方が絶対に楽しいと思うのでそういうのを気まずくなくできるキャラクターになりたいなと思います。

夏休み、NN君はどうでしたか。

NN:こういうご時世なのであまり市街地に行くっていうのはよくないって感じなので、運動がてらよくサイクリングしてたんですよね。札幌は公園が多いので色々なところに行きました。個人的おすすめは、一週間前に行った百合が原公園で、今の時期だとダリアっていうゴージャスな花が何十種類もあってすごくきれいだなと思っていっぱい写真を撮りました。

AT:ダリア・・・昨日実はダリアが結構咲いているところに行って。今本当に見頃ですよね。

NN:秋ぐらいが見ごろなのでちょうどいいですよね。百合が原公園には温室があってそこに金木犀があるみたいなんですよ。北海道でも匂いを嗅ぎたいなというのもあって行ったんですけど、残念ながら緊急事態宣言下で温室は閉まっていて入れなかったっていう。

Y.S:ぜひ道産子のATさんとかYMさんを誘って金木犀を見に行ってください。宣言が明けたら。

NN:みなさん公園とかお好きですか。

Y.S:たしかに、家にいると運動できないので、リフレッシュがてら行きますね。本当に札幌は公園多いですよね。

NN:すごいいい公園あるよね。いっぱい。

Y.S:名前もおもしろい公園が多くて。

NN:へー。たとえば何がおもしろいの。

Y.S:なんか動物の名前とか結構あるような感じがします。冬の、雪で遊具が埋もれちゃってる真っ白な光景とかも北海道ならではでおもしろいなと思っています。

それではこのコーナーはこのあたりで。ここで一曲お送りいたしましょう。NNさん曲紹介をお願いします。

NN:この曲はみんなあまり知らないと思うんですけど。季節感的には秋ってセンチメンタルになって人肌恋しいみたいな時期じゃないですか。そういう感じでほっこりするような曲を流したいなと思って流しました。ハンバートハンバートさんで「おなじ話」です。


メンバーの夏休み紹介②

Y.S:この時間も引き続きメンバーの夏休みについてお話したいと思います。YMさんはどんな夏休みでしたか。

YM:私は8月の頭くらいに、札幌芸術の森のステージの野外イベントに行ってきました。私はすごくクラブミュージックが好きで、好きな曲を作ったDJの方目当てで行ったんですけど。札幌で活動しているDJの方が15人くらい来て、初のライブだったのですごく楽しかったです。

Y.S:DJのライブってすごく鮮やかで大きな音楽が流れているようなイメージなんですけど、会場の雰囲気ってどんな感じでしたか。

YM:そもそも芸術の森のステージが広くてすごく自然豊かという感じなんですけど

NN:いいですね開放感があるような。

YM:そこで大きい、胸に響くような音楽が流れている中で、周りの人が自由に踊ったりのったりして。その時はコロナとかの関係でお酒の提供はなかったんですけど。その時はソフトドリンクが充実していました。

NN:DJの催し物って野外でやるんですね。

YM:海外だと外でやっているのも多いんじゃないのかな。最近はまったので私もあまり詳しくはないんですけど。

Y.S:DJの音楽が好きって私の周りにはあまりいなかったのですごく新鮮です。

YM:多分あんまりいないと思いますね。最近では音ゲーの曲とかそういうクラブミュージック系を作っている方が音楽を提供したりするのでそこから入ってくる人とか多いのかなと思います。

AT:Y.Sさんは今年の夏休みはどうだったんですか。

Y.S:私は9月の後半からワーキングホリデーで、道北にある幌加内町というところに2週間滞在しています。実は今もいます。

NN:オンラインならではですね。スタジオに集まらないで収録していて。

Y.S:ワーキングホリデーって国外のイメージだったんですけど、国内でもやっているよということだったので応募してみました。ワカサギ漁のお手伝いなど、色々やったことないことをしていて。自然に触れられるのが嬉しいですね。北大も緑にあふれていますけど、大きな湖もまた違った魅力ですし、道北ならではの涼しい感じというか。

NN:最近はそっちだと寒いくらいなんじゃないんですか。

Y.S:朝はときどき0度近くまで下がることもあります。でも昼の気温は札幌と変わらないみたいですよ。北部の朱鞠内湖では9月から紅葉が始まっているんですよね。

NN:早いですね。

AT:紅葉、秋の風物詩ですけど。綺麗でありながらもう冬になるんだっていう悲しい少しセンチメンタルな感じがします。

Y.S:この幌加内町というところは蕎麦の作付け面積が日本一のところで、この時期は毎年大々的に蕎麦祭りをやっていて。それもコロナで今年はできなくて。そういう意味でも寂しい秋という感じですね。

AT:Y.Sさんはもう幌加内そばを食べたんですか。

Y.S:食べました。自分でも打ちました。

NN:うまくいきましたか。

Y.S:細く切れたし自分ではうまく作ったつもりだったんですけど。そのあとそば名人って呼ばれる方のそばを食べ比べしたら一目瞭然で、やっぱりコシが違いますね。生地をこねるときの力の強さがやっぱり必要みたいで、悔しくて名人の蕎麦3杯くらい食べました。幸せな苦しさでした。

NN:なんか乾麵とか買ってきてほしいね。食べたいです。

Y.S:緊急事態宣言開けたらみなさんとお会いできると思うので、お土産に持って帰ります。

YM:この曲は多くの人が知っている映画の曲です。私は見たことがないので申し訳ないんですけど。荒井由実さんで「ひこうき雲」です。


後期への抱負

Y.S:この時間は大学の後期の授業やサークル、部活動についての抱負を派内したいと思っています。ATさんは抱負などありますか。

AT:今学期は卒業も間近になってきている中、サークルや授業、就職活動も重なって、結構ハードな時期ですね。授業で言うと、前期にこんなものかなと思っていた授業が自分でもげっという成績だったときがあって。それが悔しかったので、今期は挽回に向けて改めて勉強を見直して頑張りたいなという感じです。

NN:文系の人って学部4年間で就職される方がやっぱり多いですよね。

AT:法学部だと三年生で卒業要件を満たせるくらいの授業数なので。ちょっとラストスパートをかけるみたいな感じで頑張りたいなと思っています。NN君は2学期に関してはどうですか。

NN:私は今2年生で大学院の方に進もうかなと今のところ考えているのでラストスパートを考えるとかいうのはないんですけど、数学っていう学問をやっている以上、深く深く真理を探究していく学問なので、1学期より腰を据えて学習や思考の時間をもうちょっと作って。生活を見直して数学に割ける時間を作りたいなと思っています。あとは新聞も北大祭とか金葉祭とか控えていてそれの企画も考えているのと、他に入っているサークルも頑張っていきたいと思っています。

Y.S:それでは私の抱負は。メリハリを付けようと思っています。オンライン授業だと課題のレポートをダラダラ書いていたりしたら結局時間があるのにないみたいな状況が続いて。サークルも北大新聞編集部など書くものに入っているので、趣味と勉強があまり境がないなと思ったのでそこは改善したいなと思っています。

YM:私はまだ1年生で、総合理系なので学部移行があるので、数学科を目指していて。数学科は並みの成績をとれていたら大丈夫だと思うんですけど。1学期の成績よりも高いのをとれればなというのと、やっぱり数学の勉強をもう少しして、きちんと準備していければと思います。

Y.S:でもいいですね。同じサークルに学科の先輩のNNくんがいて。心強いんじゃないんですか。

YM:そうですね。

NN;数学いいですね。やっぱり大学の数学ってすごく難しくて。数学科の学生って、高校時代に数学が好きだったりとか得意だったりしたと思うんですけど、みんな難しいって言っています。問題とか定義とかそういうのを証明できたりわかったりするとやっぱり嬉しいのでその楽しさを味わってもらいたいですね、大変かもしれないですけど。

Y.S:私はあと、寒い冬に勝てるように頑張ります。去年は1日1日を過ごすのがやっとだったので、冬を楽しめる余裕ができたらいいなと思います。

NN:そうですよね。ATさんとかYMさんからしたら冬はあれだけ寒いもんって思うかもしれないですけれど。

Y.S:冬はその分旬で色々美味しいものがあるので。

NN:海鮮とかね。

AT:その辺で楽しんでもらえればいいと思います。

Y.S:そうですね、冬を嫌いにならないで。

NN:カニを頑張って食べようかな。

Y.S:いいですね、バイトを頑張ってください。

ということでこのコーナーでは後期の授業やサークルについての抱負をお伝えしました。

(藤井風の「きらり」挿入)


エンディング

Y.S:エンディングの時間です。みなさんいかがでしたか。

AT:そうですね、最後の抱負のところでまじめな目標が聞けて。高い目標をもってみんな2学期に臨んでいくんだなっていうのがすごいよくわかりました。

NN:すごいプレッシャーですね(笑)コロナ禍でもみなさん意外と楽しめているのかなと思いました。去年からコロナの感染が広がってちょっとずつ新しい生活に慣れてきたみたいで。生活スタイル変わってきたんだなと思いました。

AT:みんなこの状況の中で楽しみを見つけていっているっていうのがいいですね。

Y.S:それではそんな感じで。私たち北海道大学新聞編集部は毎月第4火曜日の担当ですので、次回の放送は10月26日を予定しています。お聞き逃しなく。また今回の放送は北海道大学新聞編集部のウェブサイトTHE MAINSTREETでも発信するので合わせてチェックしてみてください。ウェブサイトは北大新聞で検索していただくか、すべて小文字でhokudaisinbun.comにアクセスしてください。編集部TwitterやFacebookでも情報を発信中です。

それでは今日はフジファブリックの「茜色の金木犀」を聞きながらお別れです。Sapporo Campus Radio、ここまでのお相手は、北海道大学新聞編集部のY.SとATとNNとYMでした。それでは さようなら(一同)

(三角山放送局にて9月28日放送)


<放送後記>

Y.S ラジオ自体は何回か目の出演でしたが、初めて司会を務めたので緊張をしました。「新聞」のサークルが「ラジオ」を「Zoom」で収録するとは稀有な状況でしたね。

NN オンラインの収録で慣れないとこもありましたが、これはこれで新鮮な感じがしてよかった。

AT オンラインで間合いがとれないところが苦戦しました。スタジオでの収録の少しピリッとした空気とはひと味違う、普段に近い空気感が出せたのではないか?と思います。

YM とても緊張して、上手く話せない部分もありましたが、楽しく収録が出来ました。


<今回の楽曲リスト>

竹内まりやさん 「september」

ハンバートハンバートさん 「おなじ話」

荒井由実さん 「ひこうき雲」

フジファブリック 「茜色の金木犀」

© 北海道大学新聞編集部