【糸満】琉球新報糸満センター販売店が主催する第2回フォトコンテストの審査がこのほどあり、応募のあった151作品の中から、儀武斉（ひとし）さん（37）＝豊見城市＝の作品がグランプリに選ばれた。
フォトコンテストは、新型コロナウイルス感染症の影響でイベントなどが相次いで中止になる中、少しでも地域の人に楽しんでもらおうと同販売店店主の國吉真信さん（56）が企画した。
グランプリを受賞した儀武さんは「前回が人生初のフォトコン応募で準グランプリだった。今回は、狙っていたので受賞できて正直ほっとしている」と話した。
自宅近くのビーチに遊びに行った時の写真で、夕日が差し込む中、娘が赤い風船を手に家族のもとへ駆け出すところを撮影した作品。「この写真を見て、身近なところにすてきな瞬間があるということが伝わったらいいと思う」と受賞を喜んだ。
國吉店主は「地域の協賛社さんの協力のおかげで今回も開催できた。コロナ禍で楽しんでもらえる企画として今後も第3回、4回と続けていきたい」と話した。
問い合わせ、その他の受賞作品は糸満センター販売店ホームページで確認できる。
（諸見里真利）
