アンチェロッティ監督、退団が囁かれるアザールに言及「今はレアルの選手」

 レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は、エデン・アザールの去就の噂に言及した。

アザールがレアル退団を決断か スーペルコパ優勝セレモニーでの無表情が話題に

 今月初めに31歳の誕生日を迎えたアザールは、2019年にレアルに移籍して以来ケガが重なりフォームの維持に苦戦。今シーズン公式戦8試合の出場に留まり、1分もピッチに立つことなくタイトルを獲得したスーペルコパ・デ・エスパーニャでは、優勝セレモニー時の無表情が話題となった。近い将来レアル退団が囁かれる中、コパ・デル・レイのエルチェ戦会見に出席したアンチェロッティ監督は、アザールの現状について説明している。

「アザールがケガで出遅れたのは事実だ。アザールは1ヶ月半の間、フィジカル面でとてもよくやっている。彼には性格も経験もあるから助言の必要もないし、ベストを選ぶことができる。ただチーム内には競争があり、私は選択しなければならない。これに関しては多くの選手に影響を与えているから否定できない。今のところ彼はまだレアルの選手で、トレーニングに集中している。他に考えることはないよ」。

アンチェロッティ監督がアザールに言及 Photo Juan Manuel Serrano Arce

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