【新型コロナ】横浜市、3回目接種さらに前倒しへ 64歳未満も2月下旬から 「可能な限り早く」

3回目ワクチン接種の前倒し方針が示された新型コロナウイルス対策本部会議=横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を巡り、横浜市は20日、対策本部会議を開き、18歳以上の一般市民計276万人を対象とした3回目接種を前倒して実施すると明らかにした。国の方針などを踏まえて見直したもので、山中竹春市長は「可能な限り早く、3回目接種を行いたい」と述べた。

 当初2月7日開始としていた65歳以上の高齢者(約86万人)については、1週間前倒しして1月31日から順次接種をスタート。2月21日までに約83万人分の接種券を配布し、同月中にほとんどの高齢者の接種が完了すると見込んでいる。

 接種スケジュールが未定だった18歳~64歳未満(約190万人)については、2月下旬より3回目接種を開始する。接種券は2回目接種から6カ月経過した人を対象に順次配布していくとしており、3月14日までに約85万人への配布が完了する見込みとしている。

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