ナポリ退団が近づくメルテンス。「アメリカは興味ない」と宣言

今季限りでナポリとの契約が満了になる予定のベルギー代表FWドリース・メルテンス。

クラブは今のところ34歳のメルテンスに新契約を提示することに難色を示していると言われ、夏のマーケットでの去就が注目されている。

『Corriere dello Sport』によれば、メルテンスは今後のことについて以下のように話したとのことだ。

ドリース・メルテンス

「ナポリは最初から僕を魅了してきた。ポジリボ(ナポリの高級住宅街)のバーテンダーから、お気に入りのピッツェリアのウェイターまで、僕はみんなと素晴らしい関係を築いている。

このような人々との間に共感がある。街を楽しむためにブラブラしているときは、僕は常にドライだ。メルテンスではない。

僕はナポリの側に有利なオプションが付いた契約を結んでいる。今後様子を見ていくだろう。

2つの道があることを知っている。一つは退団すること。僕が去ったら、誰もがメルテンスの家で泣くだろうね。ただ現実的になれば、ナポリが僕を必要としなくなることもあるから。

もし退団することになれば、僕はここでのチャンスに感謝するよ。これからも一蹴たりとも忘れることはないだろう。

ここに残るためには、多くのゴールを決めるしかないね。そうすれば会長も僕をここに留めてくれるだろう。

ただ、他の手段もあるよ。新しい選手を獲得するためにお金を無駄にするより、僕の息子と契約すればいいのさ!彼は若く、これからのキャリアも長い。そうなれば僕もここを離れずにいられるけどね。

(ロレンツォ・インシーニェのようにトロントFCへと行く可能性が示唆されているね。アメリカのお金に興味はある?)

ないよ。自分はナポリのもので十分だ」

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なお、インシーニェはトロントFCで年俸1150万ユーロ(およそ14.8億円)を受け取ることになると伝えられている。

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