
新型コロナウイルスの感染拡大を受けた「まん延防止等重点措置」が21日、首都圏、東海、九州など13都県で適用された。再び行動制限下の暮らしが始まる地域もあり、対象の各自治体では保育園の休園などを心配する声が上がった。
名古屋市では、園児や職員の感染により保育施設の休園が相次いでいる。小学生と保育園児計3人の子どもを持つ会社員の女性(43)は「休園したら出勤できないため、職場に迷惑が掛かるという不安もある」と話す。
「各家庭に検査キットを配布して、園で感染者が出ても陰性であれば登園を可能にするなどの対策を取ってほしい」と注文を付けた。