横須賀市、ふるさと納税が好調 テレワーク需要で椅子人気

横須賀市役所

 神奈川県横須賀市のふるさと納税が好調だ。テレワーク需要を受け、市内に工場を構えるオフィス家具大手「オカムラ」のオフィス用椅子の返礼品が人気で、昨年4~12月の寄付実績は約2億6千万円と前年同期(約4060万円)の約6.4倍に増加。年度内にさらに増えるとみて、24日開会の市議会1月臨時議会に提出する2021年度一般会計補正予算案で関連経費を計上する。

 市財務管理課によると、寄付件数は前年同期比約1.7倍の2680件だが、単価が約3.7倍に増加。オフィス用椅子が金額ベースで73%を占めた。11月からはゲーミングチェア(26万4千円)も加わり、10万~98万6千円の全13品目の椅子に計614件、約1億8900万円の寄付があったという。

© 株式会社神奈川新聞社