バルセロナ、延長戦の末ビルバオに競り負け無念のコパ敗退…

 コパ・デル・レイのラウンド16が20日に開催し、バルセロナがアスレティック・ビルバオの敵地に乗り込んだ。

2022年初クラシコは延長戦にもつれ込む死闘に!バルベルデ決勝弾でレアルがスーペルコパ決勝進出

 宿敵レアル・マドリードに敗れ、スーペルコパ・デ・エスパーニャ優勝を逃したバルサ。コパ連覇に向け負けられない今試合だったが、開始2分にビルバオにいきなり先制点を許してしまう。追いかける立場となったバルサは20分、華麗なパスワークからフェラン・トーレスがペナルティエリア内でボールをキープすると、狙い澄ました右足シュートで移籍後初ゴールをゲットする。

 同点で折り返した一戦は86分にビルバオがFKを獲得し、イケル・ムニアインがクロスを送ると混戦から最後はイニゴ・マルティネスが押し込み、バルサが再び失点を喫する。このままバルサの敗北かに見えた後半アディショナルタイム、ダニエウ・アウベスがオーバーヘッドでラストパスを送り、ペドリが滑り込みながら左足で同点弾を奪取。2-2で90分が終了し、勝負は延長戦に突入する。

 バルサは31回、ビルバオは23回とコパの申し子と呼べる両者の死闘は、延長戦前半の終了間際にニコ・ウィリアムスのクロスがペナルティエリア内でジョルディ・アルバの手に当たってしまい、バルサがPKを献上。ムニアイン決められ、ドブレーテ(1試合2得点)を達成されてしまう。反撃に出るバルサだったが3度目の同点劇は起きず、最終スコア2-でビルバオに競り負けコパ敗退が決定した。

バルサが延長戦の末ビルバオに競り負けコパ敗退 Photo Juan Manuel Serrano Arce

© 株式会社SPOTV JAPAN