妙高市は20日、新型コロナウイルス対策本部会議を市役所で開いた。
市の対応として、2月13日までの適用期間中、中学校部活動を休止とする。ただ、全国大会に出場する生徒の活動は、感染対策を徹底した上で認める。
市が主催、または指定管理者に委託するイベントは期間中、中止か延期を原則とする。
本部会議で入村明市長は「同じことを繰り返しているが、他に打つ手がない。一歩一歩積み重ねていくしかない」と述べた。
市では昨年4月に業務継続計画を策定している。会議で入村市長は、市役所業務に支障を来すことがないよう指示した。市民へのタイムリーな情報提供も指示した。
同市の感染者は今年に入り、19日までで27人となっている。
一方、県の時短要請に応じた飲食店へ支給される協力金をめぐり、市は関連費用として約3億円を計上した補正予算を19日付で専決した。前回を参考に予算を組んだ。
同市の飲食店は約630軒。適用期間中、業者と連携して見回りを行う。