BiSH、解散の真相…プロデューサーの「一番輝いている時に」という意向

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楽器を持たないパンクバンド・BiSHが、21日に放送された日本テレビ系音楽番組『MUSIC BLOOD』(23:20~)に出演した。

昨年末のグループ解散発表後は、多くの反響が寄せられたそう。 セントチヒロ・チッチは「想像以上にいろんな声をいただきました。でも自分たちの言葉でしっかりとお伝えをすることで理解していただけると思い、こういった機会を設けさせていただきました。なぜこのタイミングなのかという声が多かったのですが、これはプロデューサーである渡辺(淳之介)さんが、創作しては壊すということを繰り返して、これまでもの作りをされてきた方だったので、BiSHが一番輝いている時、かっこいい瞬間に解散してほしいという意向がありました。BiSHの前身となっているグループのBiSも、人気絶頂の時に解散をしていますし。そういう思いを渡辺さんから聞かされて『どう思いますか?』と提案され、その後メンバー同士で何度も話し合い、最終的にはみんなで決定しました」と明かす。

アイナ・ジ・エンドは「BiSHで歌うことが大好きだったので、最初に渡辺さんの話を聞いた時は、ショックで泣きました」、ハシヤスメ・アツコは「おばあちゃんになってもみんなで活動を続けていると思っていたので、話を聞いた時は戸惑いました。でもみんなで話し合うにつれて少しずつ受け入れられました」、アユニ・Dは「物事には必ず始めと終わりがありますし、この話を聞いた時に覚悟ができました。BiSHではいろんなものを得ることができて感謝しています」、モモコグミカンパニーは「渡辺さんから解散を告げられた時に、なぜかメンバー全員が急に他人に見えました。グループとして活動できた時間は、貴重な時間だったことを改めて感じました」、リンリンは「自分の体が2つあったらBiSHと個人の活動を両方できるのにって」と、それぞれが思いの丈を語った。

MCの田中圭が「解散の話を聞いて、みんな納得できたの?」という素朴な疑問を投げかけると、チッチは「私はすごく寂しかったですし、納得できませんでした。でもBiSHって普通のグループじゃないですし、何が正解で不正解ということがないグループ。渡辺さんの気持ちを感じつつ、私たちの気持ちを感じながらBiSHとしての気持ちを表明させていただきました。私たちは今ではなく解散する瞬間が絶頂期だと思っているので、それまでは全力でかけ抜けます!」と回答。アイナが「東京ドームでライブを行うことが、BiSHとしての結成以来の夢だったので、ぜひ実現させたいです」と語ると、モモコも「東京ドームについては昔から言っていたけど、正直、現実味がありませんでした。でも今のBiSHが頑張れば見えてくるのかなと思っています」と話した。

何度も話し合いを重ね、解散を発表したことで、改めて気づいたことがあるという。モモコは「ゴールを設定してからは、日々の景色が変わって見えます。寂しいですが納得して決めたことなので、頑張ってやっていこうと決めました」といい、アユニ・Dは「それまでは自分の感情を表現することが下手でしたが、解散をきっかけに、しっかりやらなきゃという気持ちが強くなりました」と語る。

チッチは、清掃員(=BiSHファンの総称)の前に出る時の気持ちが変わったそうで、「2019年に話し合いをして決めたことなので、その後のライブとかではどこかウソをついていたような感覚があったのですが、自分たちの言葉で清掃員の皆さんの前で解散を発表できたことで少しホッとしています。そして清掃員の前に出る時の時間に対して、一層大事にするようになりました」と心境を話した。

今回の“BLOOD SONG”は「オーケストラ」。楽曲についての思いを、ハシヤスメは「“オーケストラ新規”という言葉ができるほど、BiSHのことを新たに知ってもらえた曲で、自分たちにとっては大きな転機となった大事な曲です。私たちが解散しても残り続けてほしいです」、モモコも「別れを歌う切ない曲というイメージの曲ですが、清掃員の人からは、安心感が得られ、前向きになれる曲と言われています」と語る、アユニ・Dにとっては、加入して初めて出した楽曲ということで、「今では繋がりなんてこの空だけ」という歌詞は、空では繋がっているんだからいつでも一緒だよって言っていて、すごく優しくて温かくて大好きです」と思いもひとしおだ。

解散発表後の初ライブで、アユニ・Dは、今までにない感覚を得ることができたそう。「清掃員さん1人1人と抱きしめ合っている気持ちになりました。会場は400人でしたが、オンラインでは17万人の人が視聴してくれて、すごくうれしかったです」といい、ハシヤスメも「屋外での開催ということで少し寒かったですが、すごく楽しくて、最終的には清掃員の皆さんと一体になれた気がしました」と振り返った。

ハシヤスメといえば、前回出演した際に筋金入りの“タナカー(=田中圭ファンの総称)”であることを告白して話題になった。そのことについて、「前回出演させていただいたのが8月6日だったのですが、“タナカー”を世に知らしめたということで、田中さんのファンの間では8月6日はタナカー記念日になりました(笑)。タナカーの皆さんからは『よく言ってくれた!』と、喜びの声を多数いただきました」と、ここでもうれしそう。そんなハシヤスメから、田中へ「甘い愛の言葉をささやいてほしい!」というリクエストが飛ぶと、田中は「断わっていいの(笑)?」と言ながら、しっかりと演じた。

この流れで、全国の“ちば友(=千葉雄大ファンの総称)”にも、甘い言葉をささやくことに。偶然千葉と同じ美容室に通っているという理由だけで、モモコが愛の言葉をささやかれ、千葉もモモコも大テレだった。