葉山奨之×佐伯大地『鹿楓堂』は「一体感のある現場」小瀧望・大西流星の呼び方も

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●小瀧望は「大人な雰囲気の中に特有のかわいさがある」

テレビ朝日系ドラマ『鹿楓堂よついろ日和』(毎週土曜23:30~)は、和風喫茶「鹿楓堂」の店主でお茶担当のスイ(小瀧望/ジャニーズWEST)、料理担当・ときたか(葉山奨之)、スイーツ担当・椿(大西流星/なにわ男子)、珈琲担当・ぐれ(佐伯大地)ら4人のスペシャリストとお客さんたちの心温まる交流を描いた“癒やし系飯テロドラマ”。先週放送がスタートすると、早速SNSでは「あたたかい気持ちになった」「出てくるお料理が全部おいしそう」「鹿楓堂に通いたい」と話題を呼んでいる。

今回は葉山と佐伯の2人に、役との共通点や小瀧と大西の印象、互いの呼び方についてインタビュー。時折お茶目な発言をする佐伯に丁寧にツッコむ葉山という抜群のコンビネーションから、現場の雰囲気を感じられる対談となった。

――ときたかは、おっとりとしていて誰にでも敬語で話し、まわりからは“中身がおじいちゃん”と言われるようなキャラクターですが、演じると決まったときの印象を教えてください。

葉山:まさか自分がときたかをやるとは思わなかったです。ときたかは落ち着いているキャラクターなので、自分に似ている部分があまりなくて。最初に作品自体のお話をいただいたときは、角崎(白洲迅演じる謎の男)役かなと思いました。

佐伯:「ぐれ役かな」とも思った?

葉山:ぐれだとは思ってないです(笑)。ときたかは性格的には自分と正反対だけど、散歩が好きだったり、おじいちゃんやおばあちゃんとも自然とコミュニケーションが取れたりするところは共通点かもしれません。有り難いことに自分が演じたことのない役どころだったので、挑戦という意味でうれしいです。演じていて楽しいですね。

――一方の佐伯さんですが、イタリア人と日本人のハーフで、鹿楓堂のムードメーカーであるぐれとは共通点が多かったのではないでしょうか。

佐伯:僕はお話を聞いたときに原作漫画を読ませていただいて「あ、僕の役はときたかだな」と思ったんです。

葉山:本当!?(笑)

佐伯:いや、ウソ。

葉山:ウソかい! 何のウソやねん。

――ツッコむのが大変ですね(笑)。

葉山:いやいや(笑)。

佐伯:ぐれの何事もポジティブに捉えるところや、色んな人に明るくフランクに話しかけるところ、すぐに人と仲良くなれるところは自分に似ているのかなと思います。ただ、演じてみるとやっぱりイタリアの方のノリってすさまじいものがあると言いますか、ちゃんと考えて演じなければと思っています。僕の場合はフランクになりたくてそう振る舞っているところがあるのですが、ぐれはもともとがフランクでテンションが高い人。そのスタンスを演じる難しさがあります。

――現場はどんな雰囲気ですか。

葉山:撮影が始まって1カ月ほど経ちましたが、チームワークがしっかりとできあがっています。すごくいいなと思うのが、ふざけるときはふざけて、ちゃんとするときはちゃんとする、というプロフェッショナルなメリハリを皆が持っているところ。男子校のノリもありながら、仕事はしっかりしようという意識がキャストにもスタッフさんにもあって、皆で作品を作っているという一体感を感じます。

佐伯:皆が同じ方向を向いているよね。楽しいものを作っているので、作っている側も楽しくなる瞬間がすごく多いんですけど、締めるところは集中しようという雰囲気が言わずもがなある。鹿楓堂の4人の中だと僕は31歳で最年長ですが、3人は25歳や26歳、大西くんなんて新成人になったばっかりなのに、皆すごいなと思っています。

葉山:おじいちゃんみたいな発言(笑)。

佐伯:尊敬できる部分を持っている年下の子って僕はすごく刺激になるんです。

――共演者の方の印象も伺っていきたいのですが、まずは主演の小瀧さんの印象や尊敬できるポイントを教えてください。

葉山:のんちゃん(小瀧)は年上だと思っていましたが、初めてお会いしたときに「僕年下なんです」と言われてびっくりしました。とにかく落ち着いていて、自分にはない“現場を見る力”を持っていて、こんなにたくましい人はあまりいないなと思わされます。のんちゃんに全部任せていれば物事が進むというか。自分がお芝居で悩んでいるシーンも、のんちゃんは口には出さないけど台詞でいいパスを出してくれるので、座長でありながら、俳優として助けてもらったりもしていて、感謝しかありません。

佐伯:そういうところがスイっていう役柄に合ってるよね。皆が彼のもとに集まりたくなる魅力を持っている。

葉山:その中にのんちゃん特有のかわいさがあるんだよね。いつも大人な雰囲気を持っているんですけど、たまに少年になってニコニコしている姿が愛らしい。

佐伯:あと、小瀧くんと大西くんは甘えるのがうまい。先輩や目上の人の懐に入るのが上手です。葉山くんは、どちらかというと甘えベタですが、皆と接しようとする熱量はしっかりと持っていて。3人ともコミュニケーションの取り方が全然違うんです。

●皆の大西流星の呼び方は「りゅちぇ」「りゅうちぇる」

――今も名前が出ましたが、続いて大西さんにはどんな印象を持っていますか。

葉山:りゅうちぇる(大西)はまだ20歳になったばっかり。僕は20歳のとき、こんな芝居できていたのかなとか、大人に囲まれてうまく立ち振る舞えていたのだろうかと思うと……。

佐伯:それ、本当に思う!

葉山:20歳にしてここまで人間ができているのって、結構衝撃だよね。年下とは思えないというか。

――ちなみに、4人はそれぞれのことをどう呼び合っているんでしょうか。まず、佐伯さんのことは……。

葉山:「大地くん」。

佐伯:皆、大地くんですね。

――葉山さんは。

葉山:「奨ちゃん」とか。

――小瀧さんは。

葉山:「のんちゃん」ですね。

佐伯:「『のんちゃん』って呼んで」って小瀧くんに言われたんですけど、照れちゃって呼べないんですよ……。

葉山:なんでだよ(笑)。

佐伯:目を見てのんちゃんって呼べない。たまに呼べるけど、3回に1回くらいしか呼べない。

葉山:(笑)。大地くんは、皆を名字で呼ぶことが多いので、いつになったら僕のことも下の名前で呼んでくれるんだろうと思っています。

佐伯:体育会系の世界にいたからか、下の名前で呼ぶのは失礼かなと思っちゃうんですよね。

葉山:「葉山くん」って呼ばれると心の壁を感じる(笑)。

佐伯:そっか。なんて呼ばれたいの?

葉山:奨ちゃん。「クランクアップまでにちゃんと『奨ちゃん』と呼ぶ」、ということを大地くんにはミッションとして与えたいなと思います。

佐伯:のんちゃんに続いて、またミッションが増えたな!

――最後に、大西さんのことは。

葉山:「りゅうちぇる」。

佐伯:りゅうちぇるなんて恥ずかしくて絶対に呼べないよ~! 自分の口から「りゅうちぇる」って音が出ることに照れちゃう。

葉山:今度現場で言ってみてよ。

佐伯:いまさらりゅうちぇるって呼んだら「どうしたの!?」って顔されるよ。

スタッフ:ちなみに「りゅうちぇる」って呼んでいるのは葉山くんだけですよ(笑)。

佐伯:そうだよね!? 皆何て呼んでたっけ。

スタッフ:「りゅちぇ」。

佐伯:いや、りゅちぇも一緒よ! 何が違うのよ!(笑)

一同:(笑)

佐伯:僕が「りゅちぇ、りゅちぇ」って呼んだら気持ち悪いと思うよ。

葉山:誰も思わないよ、皆呼んでるんだから。

――TELASAでは、そんな4人が出演するスピンオフコンテンツ『ヒミツの鹿楓堂』(全6回)が配信されますが、見どころを教えてください。

佐伯:収録、楽しかったね!

葉山:普段現場でカメラが回っていないときの4人の雰囲気がそのまま見られるところが見どころだと思います。本編とあわせて2つの関係性が楽しめるんじゃないでしょうか。

佐伯:それで言ったら、奨ちゃんは……。

葉山:「奨ちゃん」呼びが始まった(笑)。

佐伯:カメラ回っているときと普段では、一番違うと思う。

葉山:それ、スイッチあるやつみたいじゃん!(笑)

佐伯:そういうことじゃなくて、役に入ったときと普段ではパッと別人に変わるというか。

葉山:ときたかという役どころが、そうさせているのかもしれないね。

佐伯:ときたかだけじゃなく皆それぞれにキャラクターがある中で、役への入り込み方が本当にすごいと思っていつも見てるよ。

葉山:えぇ、うれしいな。……いい意味なんだよね?(笑)

佐伯:もちろん!

■葉山奨之(はやま しょうの)

1995年12月19日生まれ、大阪府出身。2011年、ドラマ『鈴木先生』で俳優デビュー。2015年、NHK連続ドラマ小説『まれ』でヒロインの弟役を演じ、話題に。その後ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』、『僕たちがやりました』、『透明なゆりかご』、映画『きょうのキラ君』『恋は雨上がりのように』などに出演。近年の出演作に映画『サヨナラまでの30分』、『キスカム! 〜COME ON, KiSS ME AGAiN!〜』、ドラマ『レンタルなんもしない人』、『未満警察 ミッドナイトランナー』、『江戸モアゼル〜令和で恋、いたしんす。〜』など。

■佐伯大地(さえき だいち)

1990年7月19日生まれ、東京都出身。2010年俳優デビューし、2011年ドラマ『美咲ナンバーワン‼』で連続ドラマレギュラー初出演。その後ドラマ『愛してたって、秘密はある。』『崖っぷちホテル!』などに出演。2015年、ミュージカル『刀剣乱舞』で岩融役を演じ、『第69回NHK紅白歌合戦』にも出演した。近年の出演作に、ドラマ『ノーサイド・ゲーム』、『着飾らない恋には理由があって』、映画『女の機嫌の直し方』、『ブレイブ -群青戦記-』、舞台『グッバイ・チャーリー』、朗読劇『朝彦と夜彦 1987』、狂言公演『狂言男師』など。

■オシドラサタデー『鹿楓堂よついろ日和』(毎週土曜23:30~24:00)

出演:小瀧望(ジャニーズWEST)、葉山奨之、大西流星(なにわ男子)、佐伯大地・白洲迅・藤井流星(ジャニーズWEST)ほか。22日放送の第2話では、「鹿楓堂」に疲れ切った姿でやってきた新人サラリーマン・柴野亮平(ゆうたろう)と、妻を亡くして無気力な毎日を送っている桜田文彦(津田寛治)。鹿楓堂のスペシャルメニューであるサクふわのとり天丼と、まかないの冬野菜たっぷりカレーを頬張るうち、思い出があふれ出していく……。