【新型コロナ】横浜市が「レシ活チャレンジ」継続へ 店外利用に限りポイント20%還元

スマホでレシートを撮影して参加する「レシ活チャレンジ」=横浜市中区

 横浜市は21日、新型コロナウイルス対応のまん延防止等重点措置の神奈川県内適用に伴い、飲食店利用促進事業「レシ活チャレンジ」を店外利用に限って継続すると発表した。ポイント還元率を従来の5%から20%に引き上げ、1人当たりの還元額の上限も1万円から3万円に変更。市商業振興課は「適用期間中も飲食店を継続支援していく」と利用を呼び掛けている。

 レシ活チャレンジは県発行の「感染防止対策取組書」を提示する市内の飲食店を利用時に、現金やクーポンに交換できるポイント還元を受けられる。スマートフォンのアプリ「ONE」からレシートを撮影・投稿する仕組み。

 同課によると、19日時点での飲食店利用者からの投稿は約5万8千件。飲食店での支払総額は約2億2千万円に上り、5%の還元率だと約1千百万円程度が利用者に還元される。担当者は「還元額として予算確保している2億円からみると、利用率は約5.5%。当初の想定を下回っている状態」と話す。

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