【DeNA】ドラ1小園、春季キャンプは1軍スタート 高卒新人では2014年の関根以来

キャッチボールで力強い球を投げ込む横浜DeNAの小園=18日、横須賀市

 横浜DeNAは21日、オンラインでスタッフ会議を開いて2月1日に始まる春季キャンプの1、2軍メンバーを決め、ドラフト1位の小園健太投手(18)=市和歌山高=は沖縄県宜野湾市での1軍スタートとなった。高卒新人では2014年の関根大気以来。

 三浦監督は「育成のプログラムは宜野湾でもできる。DeNAのトップの投手陣を見せて、肌で感じてもらいたい」と大きな期待を寄せた。

 同2位の徳山壮磨投手(22)=早大、同4位の三浦銀二投手(22)=法大、同6位の梶原昂希外野手(22)=神大=も1軍スタートが決定。詳細な振り分けは近日中に発表される。三浦監督は「いきなり無理をさせることはないが、スカウトからは即戦力と聞いている」と説明した。

 指揮官は、1月の自主トレーニング中に新型コロナウイルスの陽性判定を受けた宮崎と嶺井についても言及。「今のところ問題がないと聞いている」と話した。

 昨年は春季キャンプに外国人選手が間に合わなかったが、今季はソトやオースティンら主力がすでに来日。抑え候補の一人、新戦力のブルックス・クリスキー投手(27)のみ、めどが立っていないという。三浦監督は「全員が悔しいシーズンを過ごした。今年は何をするにも全力で、良いときも悪いときも貫いていこう」とスタッフらに呼び掛けた。

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