懐かしのデザインがレトロなジムニー「DAMD little D.」にぴったり! トーヨータイヤの復刻タイヤ「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)785」【東京アウトドアショー2022】

「TOKYO OUTDOOR SHOW 2022(東京アウトドアショー2022)」のDAMD(ダムド)ブースに展示されていた「ジムニー little D」。大人気の現行型スズキ ジムニー(JB64/74型)をベースとするカスタムで、イギリスの名四輪駆動車である先代ランドローバー ディフェンダーをモチーフにしたフロントマスクが個性的だ。コダワリいっぱいのダムドでは、足元にも手を抜くことはない。展示車では、クラシックなデザインで好評の「DEAN クロスカントリー(マットブラック)」ホイール+ボディ同色センターキャップを選択。クラシックなイメージを醸し出している。

DAMD スズキ ジムニー カスタムモデル「little D(リトル・ディー)」【東京アウトドアショー2022】 [Photo:島村 栄二]

レトロなクルマにはレトロデザインのタイヤを!

東京アウトドアショー2022 DAMDブース

DAMD(ダムド)ブースに展示されていた「ジムニー little D」では、装着するタイヤにも注目したい。それが、トーヨータイヤ(TOYO TIRES)の「OPEN COUNTRY 785」(参考出品)である。

実はコレ、かつて同社で販売されていたタイヤの復刻版なのだ。

オシャレは足元から! クラシックデザインを引き締めるのは“タイヤ”だ

「TOYO TIRES OPEN COUNTRY 785」(トーヨータイヤ オープンカントリー 785)[復刻版]

クルマの印象を決める要素に、タイヤの影響は思いのほか大きい。現代車の外観をいかにクラシカル・レトロにしても、もしくは1980年代から90年代のヤングタイマー車やネオクラシックカーに乗っていても、足元は現在販売されているタイヤの形状・トレッドパターンやサイドウォールのデザインが最新のものだと、どこかに違和感を覚えるのも事実。

そのため、当時を反映したちょっとクラシカルなデザインのタイヤに履き替えることで「あの頃の時代感」が出て、旧車の雰囲気もグッと引き締まる。

しかしタイヤは劣化するため、当時のタイヤを装着し続けるのは危険だし、命を預けるタイヤは新しい設計のほうが良いのは言うまでもない。

1980年代当時の初代OPEN COUNTRY(オープンカントリー)を復刻!

「DAMD ジムニー little D」

そこでトーヨータイヤは、当時の姿そのままに、現代の最新技術で「OPEN COUNTRY(オープンカントリー) 785」を復刻。走行性能や静粛性、安全性に優れ、見た目はレトロという理想的なタイヤを生み出した。

サイドウォールの文字も、真っ白ではなく少し色がかかっているのも、当時のタイヤらしさが出ている。ジムニーのレトロ風カスタムに最適なタイヤと言える。今回はあくまでも参考出品だと説明するが、今後の正式な発売にも大いに期待したい。

[筆者:遠藤 イヅル/撮影:島村 栄二・DAMD]

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