沖縄の南部3市1町で休校・分散登校を延長 宮古は24日再開

 新型コロナウイルス感染拡大を受けて南城市、糸満市、豊見城市、与那原町の3市1町は21日までに、休校や分散登校延長を決めた。11日から市内全幼小中学校を休校としていた宮古島市は、24日から段階的に学校再開する。市内の直近1週間感染状況が減少傾向にあることなどから判断した。
 宮古島市では、28日まで小・中学校は給食なしで午前中のみ。幼稚園はできるだけ家庭保育の協力を依頼する。29日以降は感染状況や学校の状況を踏まえて判断する。
 中学3年を除いて休校となっていた南城市は24日から31日まで、全学年で分散登校に切り替える。久高小中学校は除く。授業は午前中のみだが、給食を提供する。
 糸満市と豊見城市は28日まで臨時休校を延長した。高校受験を控える中学3年生は引き続き、糸満市で給食なしの午前中のみ、豊見城市で分散登校とする。与那原町は分散登校を28日まで延長した。
(比嘉璃子まとめ)
 

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