核兵器禁止条約発効から1年 被爆者ら「日本も参加を」 広島

核兵器禁止条約の発効から1月22日で1年を迎えました。

被爆者らは日本政府に対し、条約への批准を求め声を上げ続けています。

県被団協・佐久間邦彦理事長「核のない世界に向けてみなさんとともに頑張っていきたいと思います」

22日は条約の発効から1年に合わせ、被爆者らおよそ35人が集まり核兵器廃絶を訴えました。

核兵器禁止条約は核兵器の使用や開発などを全面的に禁止する条約で、去年1月22日に発効しました。

しかし、アメリカの「核の傘」に頼る日本政府は条約に参加してません。

県被団協・佐久間邦彦理事長「多くの国々が加盟することが大事だと思う。そのためには日本政府が核兵器禁止条約に参加するということが大きなポイントになる」

条約をめぐっては3月にオーストリアのウィーンで締約国会議が開かれる予定です。

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