名護市長選は新人と現職の一騎打ち!1月23日投票 沖縄県

1月16日に告示された名護市長選には届け出順に、立憲民主党、共産党、社民党、沖縄社会大衆党、政策集団「新しい風・にぬふぁぶし」、れいわ新選組が推す新人の岸本洋平(きしもと・ようへい)氏(49)、自民党と公明党が推す渡具知武豊(とぐち・たけとよ)氏(60)の無所属2名が立候補しました。投票は1月23日に行われます。

今回は渡具知市政の是非、米軍普天間飛行場の辺野古移設問題、経済振興策、観光発展、インフラ整備、教育・子育て支援策などが争点と考えられます。

新たな風をまちに吹き込む、市民生活に真正面から向き合う政治へ 岸本氏

岸本氏は名護市出身、明星大学人文学部社会学科卒業、早稲田大学大学院公共経営研究科修了。サミット事務局勤務、医療法人琉心会勝山病院総務課勤務を経て、2006年の名護市議選で初当選。以降4期連続当選しました。

岸本氏は以下の政策を掲げました。

・教育・子育て環境の充実を図り給食費・保育料無償化を推進。障がいなどのある方々の教育環境を支援します。

・子どもの貧困対策、児童虐待防止に全力で取り組みます。

・名桜大学を核に市民団体と連携した人材育成を推進、世界の人々が交流し合う学園都市を築きます。

・学術機関と連携し循環型社会の形成を推進自転車のまち、自然エネルギーの利用促進

・シルバー人材の活用を促進。高齢者の憩いの場作りや買い物・移動支援を推進します。

・学校周辺の安全対策や道路環境設備を行い、大型車両のバイパス利用を要求します。

・安心して遊べる遊具や健康器具を備えた公園設備を推進します。

・安全な生活環境を守り、花いっぱい笑顔あふれるまちづくりに取り組みます。

・陸上競技場の改築やラグビー・サッカー場、野球場の増設、21体育館の空調設備を行いスポーツ合宿の誘致を行います。

・自転車のまちづくりの拠点としてBMX、スケートボード場も備えたサイクルパークを推進します

・今こそ地元企業の活用と成長で豊かな地域経済の活性化を目指します。

・やんばるの美しい自然と文化、資源を活かした観光、産業を推進します。

・若者の企業や子育て世代・フリーランスの方々の働きやすい環境づくりを支援します。

市民は家族、名護を動かすのは、家族を思う心だ。 渡具知氏

渡具知氏は名護市生まれ、第一経済大学卒業。1998年から名護市議を5期務めました。2018年の名護市長選に初当選、今回は2期目への挑戦となります。

渡具知氏は以下の政策を掲げました。

1 感染症から命と暮らしを守る

市長直轄の感染症危機管理対策室を設置します。

2 市内の「均衡ある発展」

癒しとにぎわいが交差する新たなまちづくり

3 誰もが安心して暮らせるまち

市民や企業にとって安全・安心な、豊かで持続的なまちづくり

4 名護に賑わいを取り戻す

あなたの夢が叶う場所「活気」を生み出すまちに

5 「子育て・教育」女性が輝く社会へ

「このまちで子育てしたい」そんな子育て環境日本一のまちづくり

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