【新型コロナ】川崎で2人死亡1265人感染 保育所15施設が臨時休園

川崎市役所

 新型コロナ感染症を巡り、川崎市は22日、80代と70代の男性2人の死亡とともに、市内外に住む10歳未満~90代の男女1265人の感染を新たに確認したと発表した。1059人の感染経路が不明で、症状別の内訳は調査中という。

 市によると、亡くなった80代男性は11月下旬に持病で入院中にせきなどの症状が出て、18日の検査で陽性が判明。70代男性は1月9日に発熱などがあり、19日に市内の医療機関で検査して陽性と分かり入院していた。

 感染者の年代別では、20代367人、30代261人、40代179人、10代153人、50代112人、10歳未満105人、60代44人、70代26人、80代12人、90代6人。感染経路は206人が陽性患者と接触しており、このうち157人は家庭内という。

 市内のクラスター(感染者集団)関連では、宮前区の老人保健施設で入所者の男女3人の感染が新たに判明し、同施設関連の感染者は10人になった。

 また、市は22日、関係者の感染が判明した保育所15施設を臨時休園にすると発表した。当該施設は次の通り。

 ▽東門前保育園(川崎区)▽新町しほかぜ保育園(同)▽川崎もりのこ保育園(同)▽にじいろ保育園鹿島田(幸区)▽まんまる保育園(中原区)▽レッツ・びー梶ケ谷保育園(高津区)▽二子保育園(同)▽アスク宮崎台保育園(宮前区)▽こどものいえもも保育園(同)▽ひばりっこくらぶ保育園(多摩区)▽うぃず稲田堤保育園(同)▽至誠館なしのはな保育園(同)▽あさのみ保育園(麻生区)▽アスク柿生保育園(同)▽新百合ケ丘駅前保育園太陽の子(同)。

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