人気歌手が涙で前日に公演延期を発表 スタッフの半数が新型コロナ感染

歌手・アデルのラスベガス定期公演の延期が決まった。シーザーズ・パレス・ホテルでの待望の公演だったが、新型コロナウイルスを理由に延期を余儀なくされたことを、20日、本人が発表した。

アデルはSNSに動画を投稿、涙ぐみながら「本当にごめんなさい。ショーの準備ができていなくて。日程に間に合うよう、あなた達にとって十分に素晴らしいものになるよう、皆で全力を尽くしてきたけど、配送の遅れやコロナで全てが台無しになってしまった。クルーやチームの半分がコロナに感染していて、まだ調子が良くない。ショーをやるのが不可能なの」と話した。

「悔しい。こんな土壇場でごめんなさい。何とかしようと皆で30時間以上寝ないでやってきたけど、時間切れね。本当に気が動転して、恥ずかしいし、ショーを見るためにわざわざ来てくれた人々に本当に申し訳ない気持ち。本当に、本当にごめんなさい」

そして再日程を組むことを約束、「全てのスケジュールを新たに組み直しているところ。ショーをやるべき場所でやり遂げるから。あまりに多くの難題があって、準備がまだなの。本当にごめんなさい」と続けた。

昨年11月に発表された定期公演「ウィークエンズ・ウィズ・アデル」は、今月21日から4月16日まで12週に渡り毎週末の開催が予定されていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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