人口1200人の沖縄の離島、3日で46人が感染 伊平屋村、学校は当面休校

 【伊平屋】人口約1200人の伊平屋村で17~19日の3日間、新型コロナの新規感染者が計46人確認された。感染者に占める子どもの割合が高いため、村内の幼小中学校は17日から当面の間、休園休校になっている。

 村などによると、現時点で重症者も確認されていない。17日に8人、18日に23人、19日に15人の感染が分かった。村内唯一の診療所の通常業務は継続できている。今月に入り村内で大規模なイベントなどはなかった。名嘉律夫村長は「同居家族以外との会食を控えるよう呼び掛け、PCR検査などを早く受けられるようにしている」と述べた。 (長嶺晃太朗)【関連ニュース】
▼【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況
▼沖縄「第6波」で初の死者 オミクロン株の可能性
▼沖縄の感染拡大「実態反映していない可能性」 厚労省会議・脇田座長 
▼沖縄コロナ、最大900人が「大阪の感染者」扱いに なぜ?
▼「陽性者、見つけた時には家族も…」オミクロン短すぎる潜伏期
▼「自ら検査、オンライン診察」沖縄県が新構想 医療ひっ迫で
▼ランチでドライブで披露宴で…沖縄のコロナ感染7例
▼病床使用率は緊急事態レベル…宣言適用に慎重な理由

© 株式会社琉球新報社