ようやく再始動し始めた森田剛

映画「前科者」で主演を務めた有村架純

俳優の森田剛が20日、都内で行われた映画「前科者」(岸善幸監督、28日公開)の公開直前イベントに主演をつとめた女優の有村架純らと出席した。

現在、連載中の同名漫画を実写化。前科者たちの更生・社会復帰を目指す保護司を題材に、正解のない問いと向き合う人たちの希望と再生が描かれている。

森田は昨年11月にジャニーズ事務所を退所してから初の公の場。各メディアによると、「こうやってみなさんに見て頂ける時が来たんだなとうれしく思っています。非常に心温まる映画なので、楽しみにしていてください」とあいさつ。

有村が保護司役、森田が保護観察対象者役を演じたが、完成作を一足先に見たそうで、「作品を見て涙が出て、浄化されるというか、見終わった後にスッキリしました。人のぬくもりのある映画でした」と話したという。

「森田の映画出演は6年ぶりだが、豊富な舞台経験で磨いた演技力を生かして、リアリティーたっぷりに役柄を演じている。あまりの好演に、初共演となった有村も驚いたようだ」(映画ライター)

森田はジャニーズを退所後、妻で女優の宮沢りえとともに設立した事務所に所属。年内いっぱいは活動していなかったが、堤真一、西野七瀬、伊藤蘭らとともに、舞台「『みんな我が子』‐All My Sons‐」(東京・Bunkamuraシアターコクーンにて5月10~30日)に出演することが発表された。森田にとって2年ぶりの舞台出演となる。

また、フジテレビ系トーク番組「ボクらの時代」の23日放送回に「前科者」の岸監督、共演した若葉竜也とともに出演。仕事や趣味、子ども時代についてなど、幅広いテーマで語り合う。

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