きょう(日)は、西日本では夜にかけても断続的に雨が降り、次第に東日本や東北にも雨や雪の範囲が広がる見込み。鹿児島県の中甑では、この12時間で130ミリを超える雨が降り、1月としてはまとまった雨になっている所もある。九州ではこのあとも本降りの雨となる所があるため、土砂災害に注意が必要だ。夜は東海や関東、東北も広い範囲で雨や雪となる見込み。
あす(月)は天気が回復に向かい、日中は太平洋側を中心に晴れ間がありそうだ。
西日本は夜にかけて雨 九州は本降りの所も
きょう(日)は、前線の影響で西日本や沖縄を中心に雨雲が広がっていて、沖縄では激しい雨の降っている所もある。西日本では夜にかけても断続的に雨が降り、本降りになる所や、雨脚の強まる所もある見込み。地震の揺れが大きかった地域では、地盤が緩んでいるおそれもある。雨が弱まっても、崖や山の斜面など、危険な場所には近づかないで、土砂災害に注意が必要だ。
夜は東日本や東北も雨や雪に
また、夜にかけて東日本や東北にも雨や雪の範囲が広がる見通し。夜には東海や関東も広く雨となって、内陸や山沿いを中心に雪が降る見込み。
関東南部の平野部も、一時的に雪の混じる可能性があるが、雪が降っても範囲は狭く、雨の所がほとんどとなりそうだ。
東北も日本海から近づく低気圧の影響で、夜は広い範囲で雪になる見通し。
あす(月)の朝には関東や東北の天気も回復に向かい、日中は西日本や東日本、北日本の太平洋側を中心に晴れる所が多くなりそうだ。
週明けは晴れても北風強まる
きょうは、朝から雨の西日本では、気温があまり上がらず厳しい寒さとなっている。
あす(月)の日中は関東から西で10℃くらいまで上がる所が多い見込み。ただ、北よりの風が強まるため、風を通しにくい服装を心がけたい。
西日本中心に寒さ和らぐ 週後半は冬型に
週明けは日本海側も比較的穏やかな天気となる見通し。木曜日ごろからは冬型の気圧配置となって、再び雪の日が多くなりそうだ。
水曜日ごろは太平洋側も雲が広がりやすくなるが、木曜日以降は冬晴れとなる見込み。
北日本や北陸、関東はこの時季らしい寒さが続くものの、東海から西では今週の中ごろには日中の気温が12℃くらいまで上がる所が多く、寒さが少し和らぎそうだ。
(気象予報士・及川藍)