横浜題材の曲からイメージ 写真34点展示、近年のヒット曲も

作品に添えられたQRコードからは題材となった曲の一部を試聴できる。「写真と音楽を一緒に味わってみてください」(鈴木さん)=横浜市中区のgallery fu

 横浜が題材となった楽曲からイメージした写真34点を展示する写真展「ヨコハマノウタ シーズン3」が30日まで、横浜市中区の画廊「gallery fu」(ギャラリー・フー)で開催されている。企画した写真家は「音楽をテーマした横浜の豊かな表情を楽しんでもらえたら」と来場を呼び掛けている。

 2020年に始まり、今年で3回目の写真展で、横浜を拠点に活動する写真家の鈴木知子さんが企画・監修している。鈴木さんのほか、30人の写真愛好家が作品を出展。今回は写真画像を17センチ角の箱のふたにプリント。「photoHACO」と呼ばれる箱仕様で、立体的に仕上げた。

 出品者の多くは60代のアマチュアカメラマン。テーマ曲として選ばれているのは「ブルー・ライト・ヨコハマ」など定番が多いものの、くるりの「赤い電車」やSEKAI NO OWARIの「炎と森のカーニバル」など、近年のヒット曲も少なくない。

 山崎まさよしさんの「One more time, One more chance」は4人の参加者が題材に選んでおり、同じ曲をテーマにした別の写真を見比べるのも面白い。

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