岩手県北バス 三陸高速バス「宮古・気仙沼・仙台線」2月1日(火)からも実証運行継続

岩手県北バスは三陸沿岸道路の全線開通により、4時間10分で宮古駅・仙台駅間を乗り換えなしで移動できる高速バスとして高評価をいただいたため、2022年2月以降も運行を継続すると発表しました。岩手県北自動車株式会社(本社:岩手県盛岡市)及び宮城交通株式会社(本社:宮城県仙台市)は2021年10月22日から観光庁「既存観光拠点再生・高付加価値化推進事業」(以下、本実証事業)を活用して三陸高速バス「宮古・気仙沼・仙台線」の実証運行を行ってまいりましたが、2022年1月末での当該事業終了に伴い、2月以降当面の間は岩手県北バスのみで実証運行を継続することとし、今後の本格運行に向けた利用データの収集やニーズ調査を引き続き行ってまいります。なお、2月以降の実証運行においては、国土交通省の地域公共交通確保維持改善事業費補助金(活性化・継続事業)の活用も予定しております。

三陸沿岸道路の全線開通により、4時間10分で宮古駅・仙台駅間を乗り換えなしで移動できる高速バスとして、移動手段としての利便性や既存公共交通利用と比較して経済性にも優れていることから、観光面での利用に加えて、宮古・気仙沼圏域の生活交通としての利用も順調に伸ばすことが出来ました。なお、2月1日から継続する実証運行においては、運行便数は現行通りの1日2往復、運行時刻も変更ありませんが、仙台駅東口から仙台空港間については当面の間運休となります。

三陸高速バス「宮古・気仙沼・仙台線」については、関係自治体との連携を図りつつ、沿線エリアでのプロモーションはもとより仙台でのイベント開催などによる情報発信も強化し、観光客などビジターの方々の沿線各地への移動と共に、沿線住民の生活目的での移動や地域間交流の促進も図る中で今後の本格運行につなげてまいります。また、将来的には、チケットのデジタル化などさらなる利便性向上や利用促進を通して乗客を増やしていくことで運行便数の拡大につなげ、人の移動を通じた三陸道沿線の交流人口増加と地域経済活性化への貢献を目指してまいります。

バス実証運行の概要

運行区間

道の駅シートピアなあど(宮古市内)宮古駅前陸中山田駅前気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ ー 仙台駅東口

運行時刻表

宮古 → 仙台

仙台 → 宮古

普通旅客運賃

岩手県北自動車株式会社の概要

事業内容

一般乗合バス事業、高速バス事業、貸切バス事業、サービスエリア事業、その他事業

HPアドレス


岩手県北自動車はみちのりホールディングス100%出資会社。福島交通、会津バス、関東自動車、茨城交通、湘南モノレール、みちのりトラベルジャパンとともに「みちのりグループ」を形成する。

宮城交通株式会社の概要

本店所在地

宮城県仙台市泉区泉ヶ丘三丁目13番20号

HPアドレス

子会社

株式会社ミヤコ―バス/宮交自動車整備株式会社/宮交観光サービス株式会社/株式会社宮交自動車学校

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