海上自衛隊輸送艦「おおすみ」がトンガへ 広島・呉市

海底火山の噴火で大きな被害を受けたトンガを支援するため、海上自衛隊呉基地では輸送艦「おおすみ」の出港準備が進んでいます。

山口和政記者「およそ8000km離れたトンガを目指し飲料水などが次々と運び込まれています」

南太平洋のトンガは海底火山の噴火や津波により、火山灰が降り積もるなど大きな被害が出ています。

呉市の海上自衛隊呉基地では輸送艦「おおすみ」に支援物資を積み込む作業が行われました。

陸上自衛隊が所有する輸送用ヘリコプター2機のほか、JICA=国際協力機構が用意した火山灰の洗浄に使用する高圧洗浄機60台なども積み込まれました。

午後2時すぎに呉基地を出港した「おおすみ」は、おおむね2週間で現地入りする見込みです。

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