箱根ターンパイク、2月は通行料金が最大半額 地域の渋滞解消へ

 静岡県伊豆エリアでの河津桜のシーズンに合わせ、自動車専用道路のアネスト岩田ターンパイク箱根(小田原市─箱根町)と伊豆スカイライン(静岡県函南町─伊豆市)が2月1日から28日まで通行料金を最大で半額とする。

 キャンペーンは箱根ターンパイク(小田原市)と静岡県道路公社(静岡市)が合同で2018年から始め、今年は新型コロナウイルスの影響から2年ぶりの実施となる。

 ターンパイクの小田原料金所からスカイラインの天城高原インターチェンジ(IC)まで約70キロ区間が往復で普通車3760円が1900円に、二輪車は2520円が1300円となり、5割引きとなる。小田原と天城高原の料金所で割引通行券を販売する。

 2月には同県河津町で約90万人が訪れる河津桜まつりが開催予定。神奈川県内は今月21日から「まん延防止等重点措置」が適用されたが、ターンパイクは「桜のシーズンには海沿いの国道135号が渋滞となる。地域の混雑解消のため有料道路への迂回(うかい)を呼び掛けたい」と説明している。

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