【DeNA】ソト「開幕から戦える準備を」 ロメロも初の春季キャンプへ意欲

オンライン取材でポーズを取る横浜DeNAのソト

 横浜DeNAのネフタリ・ソト内野手(32)とフェルナンド・ロメロ投手(27)が24日、オンライン取材に応じた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で春季キャンプに参加できなかった昨季を踏まえ、来日5年目のソトは「初日からチームに合流して練習できることをうれしく思う。開幕から戦える準備をしていきたい」と喜んだ。

 自身2年ぶりのキャンプに「実戦を多く積めるはず。特に(打撃の)タイミングをつかんでいきたい」。昨年11月は米カリフォルニア州でオースティン、細川とトレーニングを積み、現地のコーチから打撃の助言をもらった。「しっかり体をつくってきた。練習が好きなのでたくさん練習したい」と視界良好だ。

 来日2年目のロメロは開口一番、「明けましておめでとうございます」と新年のあいさつ。初の春季キャンプへ「チームのメニューをしっかりこなすことと、1年を通してプレーできる体づくり」を目標に掲げた。

 昨季は後半戦で5勝と安定した投球が光った。課題は制球力。オフから両コーナーへの投げ分けに取り組んできたといい、「しっかりと出せれば」と表情を引き締めた。

 得意の一発ギャグでファンの心をつかんだ右腕は「シーズンに入ったら新しいものを覚えたい」と笑いを誘った。

 両選手は同日に隔離期間を終え、25日から屋外などでトレーニングを本格化させる。

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