フェラーリF1が2022年初テストへ。ルクレール、サインツ、シュワルツマンが2021年型車で新シーズンに向け準備

 スクーデリア・フェラーリは、自身が所有するフィオラノのテストトラックで、2022年F1シーズンに向けた準備として、レギュラードライバーのシャルル・ルクレールとカルロス・サインツ、テストドライバーに就任したロバート・シュワルツマンのために2021年型SF21を用意し、テストを行うことを明らかにした。

 チームにとって今年初となるテストは、25日火曜から4日間にわたって予定されている。シュワルツマンが火曜と金曜、ルクレールが水曜、サインツが木曜に走行を行う。

 今回のテストの目的は、ドライバー、エンジニア、メカニックたちがグランプリのリズムを取り戻すためのものであると、フェラーリは説明している。ルクレールとサインツはチームスタッフと合流し、グランプリ中のあらゆる手順のシミュレーションを行う。

2021年1月フィオラノでのフェラーリF1テストに参加したシャルル・ルクレール(2018年型SF71H)

 ルクレール、サインツ、シュワルツマンにとっては2021年最終戦後のアブダビテスト以来の走行となる。この時、レースドライバーのふたりは18インチタイヤテストのためにミュールカーに乗り、シュワルツマンはSF21で走行を行った。

 現在はプロジェクトコードナンバー674と呼ばれているフェラーリの2022年型マシンは、2月17日に正式に発表される。スペイン・バルセロナでのプレシーズンテスト1回目は、2月23日にスタートする。

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