旧正月「春節」彩るランタンオブジェ 横浜中華街、29日まで

横浜中華街の山下町公園で始まったランタンオブジェパビリオン

 中国の旧正月「春節」を祝うランタンオブジェパビリオンが、横浜中華街の一角、山下町公園(横浜市中区)を彩っている。行き交う人たちは写真を撮るなどして幻想的な空間を楽しんでいた。29日まで。

 街を盛り上げる「春節燈花(とうか)」の一環で、横浜中華街発展会協同組合(高橋伸昌理事長)主催。今年は「原点回帰」を掲げ、例年より半月早い15日から実施している。春節実行委員長の余凱(よがい)さんは「安心安全に歴史や故事を深掘りするきっかけにしてほしい」と呼び掛けている。

 また「横浜春節祭」と銘打ち、横浜高速鉄道みなとみらい線の駅構内や神奈川芸術劇場、ランドマークプラザなど市内11カ所にランタンを展示する企画も開催中。ランタンオブジェの点灯は午後4~10時。

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