〈新型コロナ〉ワクチン3回目 集団接種を前倒し 2月19日開始 妙高市

 妙高市は新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、集団接種の開始を2月19日に前倒しする。感染状況を踏まえて判断し、調整した。当初は2月25日開始としていた。

 3回目ワクチンの対象は、2回接種済みの18歳以上。集団接種は65歳以上の高齢者(対象約1万人)から始める。市が日時と会場を指定する方式を踏襲するため、予約の必要はない。

 高齢者の集団接種は雪の状況を考慮し、新井地域で2月19日から行い、妙高地域は3月12日から、妙高高原地域は3月19日から行う。

 市によると、1日の接種枠は金曜が220人で、土、日曜が各930人。会場は新井ふれあい会館、妙高ふれあいパーク、妙高高原メッセの3カ所。接種するワクチン(ファイザー、モデルナ)は日時と会場の案内を送付する際に明示する。

 高齢者の集団接種では今回も地域と会場間で送迎バスを運行する。接種終了は3月27日を見込む。

 また、市独自の取り組みとして2回目までと同様に、市内在勤の小中学校、保育園の職員(対象約600人)を優先接種の対象とし、2月下旬~3月上旬に接種日を4日間設ける。

 一方、18~64歳(対象約1万3000人)の集団接種は4月2日から新井ふれあい会館で行い、5月22日に終える見込み。当初計画より前倒しとなる。

 同市の2回接種率(12歳以上)は90%台前半となっている。

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