過小な値付け、独禁法違反の恐れ

公取委、上場価格設定で

© 一般社団法人共同通信社

公正取引委員会(中央合同庁舎第6号館B棟)=東京都千代田区

 公正取引委員会が企業の新規上場時の公開価格に関し、証券会社が一方的に過小な値付けをするのは、独禁法違反の恐れがあるとの見解を示すことが26日、分かった。昨年から実態把握を進めており、近く報告書を公表する。新興企業が十分に資金調達できる環境の整備につなげる。

 公開価格を巡っては、市場で売買が初めて成立した「初値」との差が欧米と比べ大きく、企業の資金調達額が少なくなっているとの指摘がある。このため公取委は昨年から、公開価格の設定プロセスについて実態把握を進めていた。