【2023年】京都の桜を満喫!お花見のベストスポット15と服装、ホテル情報

京都の桜はいつが見ごろ?

古都・京都でのお花見は、春に日本に訪れるならば外せない体験です。

その年の気候や場所にもよりますが、京都でのお花見のシーズンは例年4月上旬から中旬。3月後半に開花宣言が出され、4月前半から半ばにかけて満開となり、見ごろを迎えます。

ただし、桜の種類によっては3月上旬から咲くものや、4月中旬に開花するものも。また雨が降ると散ってしまうこともあるので、各スポットを訪れる前に公式HPなどで桜の開花状況を調べてから行きましょう。

京都の2021、2022年の開花・満開日、また2023年の開花、満開予想日は以下の通りです(2023年2月1日時点)。

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オススメのお花見スポット

京都には各地に桜の名所があります。「川沿いを散歩しながらお花見を楽しみたい」「寺社の美しい建物を背景に桜を眺めたい」「世界遺産でお花見をしてみたい」など目的に合わせてスポットを選んでみてください。

本記事では京都のオススメ桜スポットを15か所、紹介します。

※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、2023年のお祭りやライトアップ情報が随時変更になることがあります。事前に公式HPを確認して訪れるようにしましょう。

目次

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1.お花見の時期を伝える「平野神社」

古くから桜で有名な「平野神社」。この神社発祥の「魁(さきがけ)桜」が咲くと、京都でお花見が始まると言われていました。

境内に植えられた約60種類の桜は開花時期が異なります。そのため例年3月上旬に開花し、1か月半ほど桜が楽しめる場所です。3月下旬〜4月中旬にはライトアップも行われます。

また毎年4月10日には、「桜花祭(おうかさい)」と呼ばれる行事が行われます。13:00から行われる「時代行列」は必見。約200人が神輿(みこし)や織姫(おりひめ)の衣装に身をまとい、神社周辺を練り歩きます。

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2.植物好きにオススメ「京都府立植物園」

京都府立植物園」には130種類、約450本もの桜が植えられており、3月中旬から4月の終わりまで楽しめます。中でも見どころは、「観覧温室」の北側に広がる桜の林。

また植物好きの方は「観覧温室」の中にもぜひ入ってみてください。約4,500種類の植物が並ぶ、日本でも最大級の温室です。

3月下旬~4月上旬には夜桜のライトアップが21:00まで行われるので、通常よりも遅い時間まで鑑賞できます。

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3.歴史的建造物と一緒に鑑賞できる「二条城」

世界遺産である「二条城」は、江戸時代将軍徳川家康が築いた城。歴史ファンに人気のスポットです。

城内には3月上旬から4月上旬にかけて、約50種類300本の桜が順々に咲きだします。並木道や日本庭園、歴史的建造物などさまざまな景色とともに桜が楽しめる場所です。

また、3月下旬〜4月上旬には「二条城桜まつり」を開催。期間中は夜桜のライトアップが行われます。歴史的建造物と夜桜のコラボレーションは幻想的ですよ。
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4.桜と五重塔のコラボレーション「東寺」

木造の建造物としては日本一の高さの五重塔がある寺院、「東寺(とうじ)」。正式名称は「教王護国寺(きょうおうごこくじ)」といい、世界遺産に登録されている寺院です。

五重塔を背景に約200本もの美しい桜が咲き、日本ならではの写真が撮影できます。

また東寺を代表する桜で名高い「不二桜(ふじざくら)」は、樹齢130年を超えるシダレザクラ。高さが13メートルあり、特に3月下旬から4月上旬に行われるライトアップでは絵のような美しさが見られます。

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5.屋台も出て賑やかな雰囲気の「円山公園」

京都市内随一の行楽地として地元の人にも親しまれている、「円山公園(まるやまこうえん)」。

園内には約680本の桜があり、3月中旬から4月中旬は日没〜24:00までライトアップも行われます。屋台も出店され、昼夜を問わずたくさんの人で賑わう場所です。

円山公園のシンボルとして有名な枝垂桜は樹齢80年を越え、「祇園の夜桜」とも言われています。シダレザクラは例年3月下旬に開花。ほかの種類の桜は4月中旬まで楽しめます。
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6. 朱い社殿に桜が映える「平安神宮」

1895年に創建された「平安神宮には約300本の桜が植えられています。朱い柱と緑色の屋根の社殿だけでも美しいのですが、桜のピンクが合わさると、より一層魅力的に映ります。

平安神宮の苑内には日本庭園もあります。色鮮やかな社殿とは違った趣きの中で、桜鑑賞が可能です。

また桜の時期にあわせてイベントも開催。4月上旬の9:00~16:00頃までは、「観桜茶会(かんおうちゃかい)」が開かれ、拝観料に加え800円で抹茶がいただけます。

さらに例年4月初旬の週末には「平安神宮紅しだれコンサート」が開かれ、華やかな雰囲気が楽しめますよ(18:15~21:00まで。入場料2,000円)。

2023年の平安神宮紅しだれコンサートは開催の方向現在協議中です。

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7.自然の中で咲く桜が綺麗な「嵐山」

嵐山」は、雄大な自然を楽しめる景勝地。古来より桜の名所として知られ、桜の満開の時期には山全体が薄紅色に染まります。

トロッコ列車や川下りの船からなど、少し変わったお花見ができるのは嵐山ならでは。また桂川沿いの「渡月橋(とげつきょう)」の周辺には約1,500本もの桜が植えられており、夜はライトアップも行われます。

桜を眺めながら夜の散策を楽しんでください。
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8.線路に立って桜が望める「蹴上インクライン」

使われなくなった鉄道の線路上を、歩きながら桜鑑賞ができる蹴上(けあげ)インクライン。約90本の桜が全長582メートルの鉄道跡に植えられています。
蹴上インクラインは1948年まで、滋賀県大津市から京都へ舟を輸送するために使われていました。線路の場所は傾斜地になっており、終点には輸送のために使われた台車が今でも残っています。
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9.夜桜とプロジェクションマッピングが見事な「高台寺」

高台寺」は、臨済宗建長寺派(りんざいしゅうけんちょうじは)の禅寺。戦国時代に活躍した武将、豊臣秀吉(※1)の妻・ねねが秀吉の死を弔うため、1660年に開きました。

桜の時期は、禅の思想が表現された日本庭園「波心庭(はしんてい)」が見どころ。砂利で自然を表現した枯山水の庭園に、ピンク色のシダレザクラが咲く様子はアートのようです。

17:00からはライトアップや、プロジェクションマッピングも開催され、波心庭が幻想的な雰囲気に包まれます。
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10.小川と桜の組み合わせが絵になる「京都御苑」

京都のセントラルパークとも称される「京都御苑」。江戸時代には皇族や貴族の家が立ち並んだ場所でしたが、明治時代以降に公園として整備され、市民へ開放されました。

京都御苑は周囲約4キロメートルもの広大な敷地からなり、約1,000本の美しい桜をゆったりと鑑賞できます。写真は御苑内南西方面の「出水(でみず)の小川」周辺。ピンクと白の桜と小川の組み合わせが絵になりますね。

桜は4月上旬~中旬にかけて見られます。見ごろは天候によって変わりますが、4月中旬となることが多いです。
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11.平安時代からの桜の名所「醍醐寺」

1994年、世界文化遺産として登録された「醍醐寺(だいごじ)」。平安時代からの桜の名所で、戦国時代の武将・豊臣秀吉が、亡くなる半年前に豪華な花見を行ったことでも知られています。

1598年に、秀吉が1,000人以上の家来を連れて「醍醐の花見」を開催。京都周辺から700本の桜を植えたのだそうです。400年以上経った現在でも、醍醐寺の桜は毎年多くの人を魅了しています。

広大な敷地にそびえる国宝・五重塔や、池に映る赤色の弁天堂、醍醐寺を管理する層が居住した「三宝院」の庭園など、移り変わる景色を楽しみながら、桜の木の下を散策してみてください。
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12.食事と一緒に桜を楽しむなら「高瀬川」

全長およそ2.8キロメートルの木屋町通り(きやまちどおり)を流れる高瀬川沿いは、情緒あふれる京都の町並みと、美しい桜が楽しめるスポット。約1キロメートルにわたり200本の桜が植えられています。

周辺は飲食街になっているので、店内でお酒や食事を楽しみながら桜鑑賞はいかがでしょうか。また3月下旬〜4月上旬にはライトアップ「下木屋町(しもきやまち)夜桜」が18:00〜23:00で開催。夜間の散策もオススメです。
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13.存在感のある2本の枝垂桜で有名な「上賀茂神社」

京都でもっとも古い神社として知られる「上賀茂(かみがも)神社」。正式名称を「賀茂別雷(かもわけいかづち)神社」といい、世界遺産に登録されています。

上賀茂神社では、美しいシダレザクラの「斎王桜(さいおうざくら)」と「御所桜(ごしょざくら)」が有名です。

「斎王」とは宮中(※3)から神に仕えるために遣わされた、天皇の未婚の娘(皇女)のこと。「御所」とは天皇のことを指します。どちらも堂々とした枝ぶりの銘木で見るものを惹きつける美しさがあります。

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14.桜並木を散歩するなら「哲学の道」

哲学の道は「日本の道100選」にも選ばれた道。文人が散策したことが名前の由来となっています。

道のわきには水路が通っており、約2キロメートル続きます。約500本のソメイヨシノの桜が並ぶ姿は圧巻。両側に桜が植えられているため、満開時には美しい桜のトンネルが楽しめますよ。

道の周辺には平安神宮や、少し歩くと蹴上インクラインもあります。桜スポット巡りの1つに、哲学の道も含めてみてはいかがでしょうか。
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15.お店も自然も満喫できる「鴨川周辺」

京都を代表する散策スポット、「鴨川」。川沿いを歩く人や、川を眺めて座る人などのんびりとした時間が流れる場所です。春になると約1,000本の桜並木が続き、散策を楽しむ人で賑わいます。

川沿いには飲食店もたくさんあるので、桜を眺めながら食事をするのもオススメです。
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花見シーズンの京都の気温と花見に出かけるときの服装

桜が見ごろになる3月下旬~4月中旬の平均気温は10~12度。

昼間と夜の気温差が大きく、昼間はジャケットや薄手のコートを着るとちょうどいい気候ですが、夜間は5度前後まで冷え込むことがあります。

夜桜を見に出かける際はセーターやマフラーなどでしっかりと防寒するとよいでしょう。コンビニやスーパーでカイロを買って暖を取るのもオススメです。

お花見をするときのマナー

無料開放されている公園であれば、どこでも場所取りをして大丈夫な場合が多いですが、場所取りを行えるエリアが決まっていたり、禁止されている公園もあるので確認が必要です。

また、お花見のあとに出たゴミは持ち帰るか、決められた場所に捨てるのがルール。場決められたルールにのっとってお花見を楽しみましょう。

京都のお花見シーズンのホテルについて

お花見シーズンの京都には世界中から観光客が桜を見に訪れるため、早くから宿の予約が埋まってしまいます。

3月下旬~4月にかけて、京都を訪れる予定を立てている場合は、なるべく早めにホテルをおさえましょう。

近隣の大阪や神戸、奈良であれば、京都よりは宿の予約が取りやすいので、そこから京都へと出かけるのもオススメです。

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