ワクチン3回目接種「遅らせたのは岸田政権」 立民・江田氏が批判

江田憲司氏(資料写真)

 立憲民主党の江田憲司氏(衆院神奈川8区)は26日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種の遅れを追及した。「ワクチン接種を遅らせてきたのは岸田政権だ」と批判し、岸田文雄首相に迅速な対応を求めた。

 江田氏は25日時点で接種率が2.1%にとどまり、経済協力開発機構(OECD)加盟国で最下位になっていると説明。新変異株「オミクロン株」のピークは2月上旬と指摘し、「しゃかりきに打っても間に合わない。結果的に岸田政権の責任ではないか」とただした。

 これに対し、首相は1回目、2回目の接種時期が他国より遅れたことが要因と説明。「大きな対策の柱であるワクチン接種を進めなければいけない。スピード感を持って前倒しで接種を進める努力を続けていきたい」などと応じた。

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