“PLAYする映画”ここに極まる!PS5版「アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション」プレイレポート

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ソニー・インタラクティブエンタテインメントが2022年1月28日に発売を予定しているPS5版「アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション」のプレイレポートをお届けする。

「アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション」は、アクション・アドベンチャーゲーム「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」「アンチャーテッド 古代神の秘宝」の2本を収録したリマスタータイトル。プレイヤーは、トレジャーハンターのネイサン・ドレイクやクロエ・フレイザーとなって、失われた歴史を追う大冒険を楽しめる。

「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」
「アンチャーテッド 古代神の秘宝」

PS5版では超高速SSDのほか、DualSense ワイヤレスコントローラー(以下、DualSense)のハプティックフィードバックやアダプティブトリガーに対応。また、ネイティブ4K/30fpsの「忠実度モード」や、ターゲットフレームレート60fpsの「パフォーマンスモード」など、好みでレンダリング・モードを切り替えることも可能だ。

筆者は両作共にPS4でクリア済み。今回のレポートおよびスクリーンショットは忠実度モードを中心としたものとなるが、パフォーマンスモードと比較した感想も語っていくので、ぜひ一読いただけると幸いだ。なお、本編のネタバレ要素を含んでいる部分があるので、まだプレイしたことのない人は注意して欲しい。

■「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」「アンチャーテッド 古代神の秘宝」とは?

まずは、両作を知らない人に向けて、簡単にあらすじを説明しておこう。既にプレイ済の人や、ネタバレを可能な限り避けたい人は読み飛ばしてもらってOKだ。

「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」は、トレジャーハンター「ネイサン・ドレイク(ネイト)」を主人公とするシリーズの最終章。トレジャーハンター稼業を引退したはずのネイトが、死別したと思われていた兄・サムからの依頼によって再びトレジャーハンティングの世界へと引き戻される所から物語はスタートする。

海賊王「ヘンリー・エイブリー」の秘宝を求め、サムや仲間たちとともにさまざまな地を巡り、マダガスカルのジャングル奥深くに眠る海賊の楽園「リバタリア」を目指そう。

「アンチャーテッド 古代神の秘宝」は、シリーズ第2弾「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」にも登場した女性トレジャーハンター「クロエ・フレイザー」が主人公のダウンロードコンテンツ。「海賊王と最後の秘宝」から半年後を舞台に、クロエは傭兵のナディーン・ロスをパートナーに迎え、古代インドの神「ガネーシャ」にまつわる秘宝「ガネーシャの牙」を巡る冒険を繰り広げていく。

なお、両作には過去の「アンチャーテッド」シリーズのキャラクターも多数登場するが、過去作をやっていないと物語が分からないということは無いため、本作から遊んでも問題ない。なお「古代神の秘宝」を先に遊ぶこともできるが、こちらは謎解きを中心に難易度が高めなので、未プレイの人はまず「海賊王と最後の秘宝」から始めることをお勧めする。

タイトル画面でどちらを遊ぶかを選択可能。

■超高速SSDで瞬時に冒険の世界へ!本作ならではの特徴を紹介

まず驚いたのは、ローディングの圧倒的な速さだ。流れるような展開が特徴の「アンチャーテッド」シリーズは、その特性上、ゲームプレイ中にほとんどロードを挟まない。代わりに、ゲーム開始前にやや長めのロード時間があったのだが、PS5の超高速SSDにより、ソフト(DL版)を起動してから操作可能になるまで約20秒ほどで完了するようになった。

PS5のほとんどのゲームに言えることだが、気軽に大作をプレイできるメリットは思った以上に大きい。特に起動に時間のかかる作品は、状況によってはプレイするのが億劫になりがちだが、ここまでロードが速ければ、スキマ時間にもプレイできるだろう。「アンチャーテッド」シリーズの物語は適度にチャプター分けされているので、そうしたプレイスタイルとも相性が良いと感じた。

また、DualSenceに搭載された各種機能との相性も抜群だ。本シリーズは、銃撃戦やカーチェイス、ロープアクションなど、ロマン溢れるさまざまなシーンを体験できるのが魅力。アダプティブトリガーは銃の引き金を引く感覚、ハプティックフィードバックは車で泥道を進む感覚や爆発の衝撃をダイレクトに伝えてくれる。より臨場感の増した本作のゲーム体験は、まさしく究極の“PLAYする映画”と言えるだろう。

グラフィックに関しては、元から美麗だったので劇的な変化こそ無いものの、細部にわたるまでより精細に描写されており、ネイティブ4Kである忠実度モードであってもフレームレートはおおむね安定していた。今回は4K/HDR対応のモニターでプレイしたのだが、とりわけ風景(遠景)の美しさ、陰影のリアリティが増しており、数年前のタイトルとは思えない美しさに、2周目ながら引き込まれてしまった。

パフォーマンスモードに切り替えると、グラフィックの質はそこまで落とさずにターゲットフレームレート60fpsへ変更可能。レンダリングモードはゲーム中いつでも切り替えられるので、普段はパフォーマンスモードで遊んでスクリーンショットを取る時だけ忠実度モードに切り替える……といった遊び方も可能となっている。

今回は残念ながら体験できなかったが、120fps/1080pのパフォーマンス+モードも搭載されているため、アクションゲームとして最高の環境でプレイしたいという人や、タイムアタックなどシビアなプレイを望む人も安心だ。

以下の画像は、忠実度モードとパフォーマンスモードの比較。記事用にリサイズしているため分かりづらいかもしれないが、忠実度モードでは木の葉や遠くの遺跡まで細かく描写されているのに対し、パフォーマンスモードはほんの少しぼやけている。モニターで見ると違いはもう少し分かりやすいが、フォトモードで風景写真を撮る時など以外は、正直ほとんど気にならないレベルに感じた。

忠実度モード
パフォーマンスモード

両作をプレイして改めて感じたのは、その密度の濃さだ。特に「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」は、シリーズにおけるクライマックスを描く作品でありながら、真っすぐ進めば10数時間でクリア可能とかなりコンパクト。しかしながら、実際にクリアした時の満足感はこの上ない。適度な探索要素によってスムーズな一本道になり過ぎず、かといって間延びも可能な限り避けられた、シリーズの集大成とも言えるゲーム体験は、リマスターでより解像度が増しており、洗練されている印象だ。

また、PS4からのセーブデータ移行や1,100円(税込)でのアップデートに対応しているのも嬉しいポイント。一度クリアしたチャプターを単体で遊ぶこともできるので、印象的な場面のみを(大体全て印象的だが)プレイしたり、ロード時間短縮によるリプレイ性の高さを活かしてトロフィーコンプリートに挑戦するのも良いだろう。いずれにせよ、プレイ済の人も再び触れてみる価値は確かにあると感じた。

2月18日には実写映画の公開も予定されており、盛り上がりを見せる「アンチャーテッド」シリーズ。一足先に、“PLAYする映画”の境地たる名作たちのリバイバルを楽しんでみてはいかがだろうか。

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