【マレーシア】エアアジアX、仏ジオディスと貨物便で提携[運輸]

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マレーシアの格安航空会社(LCC)大手エアアジア・グループの長距離部門、エアアジアXは26日、航空貨物事業を強化するため、フランスの物流大手ジオディスと提携したと発表した。契約期間は今月20日からの6カ月で、さらに延長することも視野に入れている。

エアアジアXはジオディスとの提携契約に基づき、クアラルンプールと中国・上海、オーストラリア・シドニーを結ぶ定期貨物便(それぞれ週1便)の運航を開始。さらに、香港経由でクアラルンプールとインド・チェンナイを結ぶ定期貨物便を従来の週1便から週2便に増やす計画だ。

エアアジアXのベニヤミン・イスマイル最高経営責任者(CEO)は「コロナ前に貨物便の収入が全体に占める比率はわずか4%だったが、今後は40~50%となる見通し」と説明。ジオディスとの提携を契機として、航空貨物事業がさらに成長し、収益改善に寄与することに期待を示した。

ジオディスはアジア太平洋地域での航空貨物の需要拡大を受け、シンガポールやタイ、ベトナムなどをカバーする複合的な貨物流通の拠点としてクアラルンプールを位置付ける方針。エアアジアXとの提携による貨物便の拡充などを通じ、週当たりの輸送能力を320トン拡大する考えだ。