ガソリン価格、埼玉は上昇続く 事業者間の競争激しく廃業進む可能性 カーボンニュートラルへの動揺広がる

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ガソリン価格上昇 県内事業者、競争激しく廃業進む可能性

 埼玉県のガソリン価格は26日時点で166円10銭で、170円には達していない。県石油商業組合(川越市)の石川忠専務理事は県内の石油価格の状況について、「県内の事業者は競争が厳しいため価格に反映しきれていないという背景がある」と指摘。一方で、「仕入れ価格は他県と変わらず、利益を圧縮しており、事業者としては厳しい状態」と説明し、県内でも今後上昇が続くとの見方を示した。

 また、菅義偉前首相が2035年までに新車販売を電動車100%とすることを掲げたことに触れ、「カーボンニュートラルに向けた具体的なロードマップが示されず、ガソリンスタンド経営者には動揺が広がっている。今回の価格高騰による打撃と合わさって、廃業を選ぶ事業者が出てくる可能性がある」と懸念した。