正解のない時代を生き抜く"セルフリード"を養う『自分を育てる方法』発売!

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンは2022年1月28日に『自分を育てる方法』(中竹竜二・著)を刊行。 近年、 働き方改革により、 長時間労働の削減や副業の解禁、 新卒一括採用の見直しが推進されていいる。 また、 人生100年時代と言われ、 個人が自分自身でキャリアをつくっていく必要性が高まり、 これまでのように、 「大企業に入れば安心」「手に職をつければ一生食える」という時代ではなくなった。 「こうすれば安心」という正解が存在しない時代には、 どんな変化が訪れようと、 自分自身を育てることができる力が必要。そのために、 本書では「セルフリード」の養い方を紹介。セルフリードとは、 自分で自分を育てる力のこと。与えられた目標をこなすだけの自分を卒業して、 目標を自ら見つけ、 定め、 自分を進めていく。 自分自身がどんな人間で、 何が好きで、 何を得意としているのかを偏りのない目線で見つめながら、 「ありのままの飾らない自分」で無理なく楽しく力を発揮できる状態をキープできる。 “絶対”や“正解”がない時代をしなやかに生きるための心構え。 それがセルフリード。 本書では、 著者がこれまでのリーダー育成やチーム強化の経験から培った「自分を育てる力」を養うためのアプローチを、 できるだけシンプルにまとめている。セルフリードを磨くために養いたい力は以下の3つ。

1.自分を知る力(自己認識)

多くの人は思い込みや認識のズレによって、 自分自身を正しく理解できていないもの。 “今の自分”を正しく知る必要がある。

2.自分を導く力(主体性)

誰かから目標を与えられて初めて動き出す、 受け身の姿勢から卒業して、 自ら考え、 目標を決めて、 行動する主体的な姿勢を身につけていこう。

3.自分を支える力(自己承認)

がんばっている自分を認め、 励まし、 褒めてあげる。 誰かの称賛を期待するのではなく、 自分で自分を承認する力。 本書では、 この3つの力について、 ひとつひとつ丁寧に紹介していく。 「幸福学」を研究し、 その考え方を人生に活かすための考え方を提唱している、 慶応義塾大学大学院教授の前野隆司先生とパートナーのマドカ先生によると幸福には4つの因子があるそう。 やってみよう因子―自己実現と成長 ありがとう因子―つながりと感謝 なんとかなる因子―前向きと楽観 ありのままに因子―独立と自分らしさ セルフリードはこの4つの因子をほぼカバーしている。 つまり、 セルフリードを養うことは、 人生の幸福度を高めることにもつながるのだ。これは、 最近世界的に高まっている「ウェルビーイング」(肉体的・精神的・社会的に健康で満たされた状態をめざすという動きとも深く結びつく。仕事に限らず、 人生の幸福度を高めるために「セルフリード」は役立つ。

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