廿日市市の障害者施設で、看護師が入所者にわいせつな発言をするなどの虐待を行い、7人が懲戒解雇などの処分を受けていたことが分かりました。
施設によりますと男女7人の看護師は、入所者に対し排せつを手伝う際にわいせつな発言をしたり、鼻をブタに見立てて指で押したほか、嘔吐した入所者に対し「吐いちゃダメ」と叱るなどの虐待を繰り返していました。
施設にはおよそ50人が入所していて、そのうち12人が被害にあっていたということです。
関係者から通報を受け県と施設が調査した結果、7人が虐待行為を認めました。
施設は今月、男女4人を解雇するなど全員を処分しています。