【2022年デイトナ24時間基本情報】スケジュール&TV放送、最新エントリー、特別規則など

 IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の2022シーズンは、1月29〜30日に決勝が行なわれるデイトナ24時間レース(ロレックス24・アット・デイトナ)でいよいよ開幕のときを迎える。

 4度目の参戦で3回目の総合優勝を狙う小林可夢偉、新たに創設されたGTDプロクラスの盛況ぶりなど、見どころも多い今回のレース。

 すでに公式テスト、および決勝グリッドを決定するための100分間の予選レースは1月21〜23日に行われており、予選レースを制したウェイン・テイラー・レーシング10号車アキュラARX-05陣営が決勝のポールポジションスタートを決めている(※正式なスターティンググリッドは29日11時に発表される)。

 また、レースウイークの走行を前にした26日水曜日には恒例の出場全車をフロントストレッチ上に並べてのフォトセッションが行われており、決勝に向けた熱はいよいよ高まってきている。

現地時間26日水曜に行われた、第60回デイトナ24時間レース出場全車のグループフォトセッション
予選レースを制したウェイン・テイラー・レーシングのリッキー・テイラーとフィリペ・アルバカーキ

 以下、レースウイークのタイムスケジュールや日本におけるTV放送、最新のエントリーリストやデイトナでの追加レギュレーションなどを簡単にまとめておこう。

 なお、2022年のスタート時刻は現地時間の29日土曜日13時40分(日本時間=翌3:40)。2021年から2時間早まっているので、注意が必要だ。

■第60回デイトナ24時間レース スケジュール(決勝レースウイーク)

※カッコ内は日本時間。日本からの時差は−14時間
※ウェザーテック・スポーツカー選手権のスケジュールのみ記載

・1月27日(木)
11:05〜12:35(翌1:05〜) プラクティス1
15:20〜17:05(翌5:20〜) プラクティス2
19:15〜21:00(翌9:15〜) プラクティス3

・1月28日(金)
11:20〜12:20(翌1:20〜) プラクティス4

・1月29日(土)
13:40(翌3:40〜) レーススタート

・1月30日(日)
13:40(翌3:40) レースフィニッシュ

■開催コース

デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ(アメリカ・フロリダ州デイトナビーチ)
1周:3.56マイル(オーバル+ロードコース)

■TV放送

・J SPORTS 3 & J SPORTSオンデマンド
【Part.1スタート】1月30日3:30〜10:00
【Part.2ゴール】1月30日23:30〜翌5:00

・J SPORTSオンデマンド限定
【Part1】1月30日9:55〜
【Part2】1月30日17:55〜

https://www.jsports.co.jp/motor/

■最新エントリーリスト

 1月19日付で発行された最新版エントリーリストでは、5クラス/総勢61台(DPi=7台、LMP2=10台、LMP3=9台GTDプロ=13台、GTD=22台)のマシンが名を連ねている。

 このリスト上ではドライバー名が未定(TBD)となっている箇所がいくつかあり、この先決勝に向けては更新版のリストがリリースされるはずだ。

2022年デイトナ24時間エントリーリスト(1月19日付) ※PDFが開きます

■特別(追加)規則

 デイトナ24時間レースにおいて、通常の規則に追加される主なスポーティング規則は、以下のとおり。

・タイヤセット数
DPi:38セット
LMP2:38セット
LMP3:31セット
GTDプロ:31セット
GTD:31セット

・最低運転時間
DPi:2時間
LMP2/LMP3/GTDプロ/GTD:4時間30分

・最大運転時間
全クラス:最大13時間。また、連続する6時間のうち4時間を超えてはならない

・ピットストップ義務付け(LMP3のみ)
最初の22時間のうち1度、最低4分間のピットストップを義務付け(アンダー・グリーンまたはFCY時)

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