【DeNA】東、筋トレで「全体的にもっこり」 完全復活へ、滝行にも挑戦

投球練習をする横浜DeNAの東=横須賀市夏島町の2軍施設「DOCK」(球団提供)

 横浜DeNAの東克樹投手(26)が27日、横須賀市夏島町の2軍施設「DOCK」で自主トレーニング後に取材に応じ、「きょうもブルペンで30球ほど投げたが、感触としては順調。この2カ月間、自主トレでやってきたことを出せている」と充実感をにじませた。

 昨年11月の契約更改で「おしりプリプリ計画」と題し、臀部(でんぶ)を中心とした筋力トレーニングをオフのテーマに掲げていた東。全身の筋肉量は約3キロ増え「全体的にもっこりした」という。

 球速の遅い二つ目のチェンジアップの習得にも「感触はかなりいい」と手応えは十分だ。「実戦で投げてみて、打者の反応を見ながら組み立てを考えたい」と次の段階での試行を見据えている。

 今月、中日の笠原や日本ハムの立野らと名古屋市内で自主トレを共にし、滝行にも挑んだという。左肘の手術から復帰し、昨年10月に792日ぶりの白星を飾ったが「精神的に強くなりたかった。やり抜けたことが良かった」と達成感を覚えている。

 今季の「一番の目標」は、ルーキーイヤーの2018年以来となる規定投球回数のクリア。完全復活への道をじっくりと歩む。

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