日本代表チームは27日、ホームでワールドカップ予選の中国戦に臨み、大迫勇也と伊東純也のゴールで2-0と勝利を収めた。
注目されたのは吉田麻也と冨安健洋が離脱したセンターバックであったが、そこには谷口彰悟と板倉滉という「川崎フロンターレの先輩後輩コンビ」が起用された。
結果として中国には大きなチャンスを与えることなくクリーンシートを達成。勝利に大きく貢献した。
試合後の記者会見に出席した板倉滉は、谷口彰悟とのプレーについて以下のように話した。
板倉滉
「(谷口彰悟とのコンビについて)常にコミュニケーションを取っていました。
一本のロングパスを相手は狙っていたので、まずはそこのケアをとにかくコーチングしながらやっていましたね。
今日はシュートを打たれた回数も少なかったですし、結果的にこうやってゼロで終ることができているのは、ポジティブにとらえています。
ただ個人的にはもっともっと良くなるという印象はあります。守備のところでも、攻撃のところでもそうですね。
久々の最終予選ということもあって、まだまだ硬かったなという感覚もあります。まだここからどんどん良くなると思います。
守備のところではもっとガツガツ行くことができます。今日は一本のロングパスを警戒していたので、行ききれていない部分もありました。
攻撃のところでは気持ちに余裕ができれば見えてくるものが増えると思います。それは試合数を重ねていくしかないですね。
谷口選手のことはチームメイトだったのでよく知っていますし、コミュニケーションもたくさん取れます。誰と組んでもやれる自信はありましたけど、より一層。
一緒にプレーできて嬉しかったです。フロンターレで3年間一緒にやりましたが、その時僕は試合に出られなかったですし、ベンチ外から谷口彰悟さんを見ていることが多かった。
最終予選にこうやって2人で出られたのは自分にとっても良かったですし、それが結果に繋がりました」