金正恩総書記が軍需工場を現地指導 「わが国防工業の近代性を象徴するモデル工場」

1月28日発朝鮮中央通信によると金正恩総書記が、重要兵器システムを生産している軍需工場を現地で指導した。

朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員である党中央委員会の趙甬元組織書記、党中央委員会の金正植、金與正の両副部長、国防科学院部門の指導幹部が同行した。

金正恩総書記が、重要兵器システムを生産している軍需工場を現地指導した(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

金正恩総書記は、軍需工場の生産現場を見て回りながら、工場の責任幹部らから工場が最近成し遂げた技術および生産工程の近代化状況と現行の生産実態についての説明を受けた。

金正恩総書記は、工場が党中央委員会第8期第4回総会(2021年12月27~31日)の思想を貫徹し、党の決定を実行するために重要兵器生産で成果を達成していることについて高く評価した。

金正恩総書記は、朝鮮の国防発展戦略の実現において同工場が担う役割がたいへん重要であると述べ、工場を「わが国防工業の近代性を象徴するモデル工場」に引き続き発展させていくための課題と方途を示した。

金正恩総書記は、工場の労働者、技術者たちが第8回党大会(2021年1月)が示した軍需政策と方針を貫徹するための総突撃戦にこぞって奮い立たなければならないと呼びかけた。

同日、朝鮮中央通信は、朝鮮の国防科学院が1月25日と27日に「需要兵器の試射を行った」と伝えた。

1月25日に行われた長距離巡航ミサイルシステムの更新のための試射(朝鮮中央通信=朝鮮通信)
1月27日に行われた対地戦術誘導弾通常戦闘部の威力を実証するための試射(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

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