ズームライオンが最初の協調型インテリジェントロボット掘削機を発表、人間と機械のインタラクション技術でリード

ズームライオンの協調型インテリジェントロボット掘削機は複雑な任務向けの生体工学制御モードを装備している

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【長沙(中国)2022年1月27日PR Newswire=共同通信JBN】大手ハイエンド機器メーカー、ズームライオン(Zoomlion Heavy Industry Science & Technology Co., Ltd.)(「Zoomlion」; 1157.HK)は1月7日の同社の第6回Science and Technology Innovation Conference(科学技術イノベーション会議)で初の協調型インテリジェントロボット掘削機を発表した。

人間と機械のインタラクションシステムを搭載したこの掘削機は、人工知能、インテリジェント制御などの先端技術を統合し、掘削機がオペレーターと対話して任務を自動的に実行できるようにし、ジェスチャーと音声指示の両方を認識して正確に機能する。

このインテリジェントロボット掘削機により、骨の折れる法面(のりめん)カッティングが簡単かつ正確になる。オペレーターが場所と任務の3Dモデルを入力すると、掘削機はグローバル分析を実行して目標場所に移動し、専門のオペレーターや測量士を必要とせずに自動的に作業することができる。

同社は、従来のコマンドインタラクションを変更し、音声制御を開発した。音声制御は、ズームライオンが自社開発したAutomatic Operation Control(自動操作制御)電話アプリを介して、「前方、後方、回転(任意の角度)」などの数百のコマンドや、さらに複雑な「法面(のりめん)カッティング」コマンドを個別に認識することができる。

ズームライオンは、建設における正確な測位の要件に基づき、指示操作を開発している。建設現場でもデジタルサンドテーブルでも、地上のポイントを手作業で指定するだけでも、このインテリジェントロボット掘削機は目標地点に到達することができる。

さらに、ズームライオンは、複雑な任務向けの生体工学制御モードを開発した。オペレーターは自分の腕の動きに従うよう掘削機を誘導し、正確な作業を確実にする。

ズームライオンの協調型インテリジェントロボット掘削機は建設効率の向上と運用コストの削減に役立つ。さらに重要なこととして、危険かつ複雑な環境で作業をすることができるので、オペレーターは危険から守られる。

ズームライオンの研究センターのLiu Yanbin副所長は「建設機械開発では知性化が避けられない傾向にあり、ズームライオンは、検出技術、インターネット・オブ・シングス(IoT)、ビッグデータを統合して、2014年以降、人間、機械、モノの包括的コネクティビティーをさらに促進している。大成功となっているインテリジェントロボット掘削機の発売は、人間と機械のコラボレーションの分野における最新の成果を表すだけでなく、新たなブレークスルーを達成し、ズームライオンの人間と機械のインタラクションの応用を新たな高みへと押し上げる」と語った。

ズームライオンは建設機械の技術革新のリーダーとして、今後もインプットを増やし、人間と機械の協調技術とアプリケーションの研究開発を加速し、業界のインテリジェントなアップグレードを主導してゆく。

ソース:Zoomlion

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