ウルグアイに帰国中のサッスオーロFW、拳銃所持の疑いで現行犯逮捕

 サッスオーロのニコラス・スキアッパカッセは、スタジアムに拳銃を持ち込み逮捕された。

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 ウルグアイの地元メディアによると、23歳スキアッパカッセはペニャロールとナシオナルの親善試合を観戦するためスタジアムに向かう途中、警察の取り締まりで拳銃を所持していた事が発覚。同行していた女性2人と男性1人と共に現行犯逮捕された。スキアッパカッセはスタジアムに入った際にサポーターに拳銃を渡すつもりだった模様で、ウルグアイでは武器の売買は最高で6年の実刑判決に。ペニャロールのイグナシオ・ルグリオ会長は、「彼はペニャロールと契約している選手ではないが、クラブと関係がある。何が起こったかはきちんと調べるつもりだ」と声明を発表している。

 スキアッパカッセはウルグアイの世代別代表で、6年の間に80キャップ35ゴールを記録し、10代でアトレティコ・マドリードと契約。パルマやファマリカンで経験を積み2020年10月にサッスオーロに移籍すると、2021年3月から半年間ペニャロールでプレーした。スキアッパカッセは現在勾留中で、警察は拳銃の入手ルートなど詳細を調査していく方針だ。

スキアッパカッセが拳銃所持で逮捕される Photo Alessandro Sabattini

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